東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2007/02/28
日本弁理士会東海支部主催「知的財産特別授業」
1.日 時:平成18年11月21日(火) 13:20~15:10
2.場 所:愛知県立愛知商業高等学校
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「知的財産特別授業」
4.内 容:知的財産権講義
5.対 象:3学年約40名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
7.講 師:教育機関支援キャラバン隊 丸山 明夫
8.コメント:
(a)他人の知的財産権を侵害しないための心得(知的財産権で失敗しないための心得、(b)知的財産権の種類・内容・権利範囲、(c)弁理士の役割、(d)他人の知的財産権を侵害した場合の刑罰、等について、具体例を用いつつ、説明がなされた。
受講者(生徒さん)の殆ど(90%以上)が、近々(高校卒業後、直ちに)に就職し、実社会に巣立つとのことである。このため、今回の講義は、「実社会において知的財産権で失敗しないための知識」を習得する上で、大きな意義を有するものと考えられる。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
運営委員 中村 武司
2006/12/29
三重県主催「知的財産戦略セミナー」
1.日 時:平成18年11月29日(水) 13:30~16:45(当支部講義時間は14:55~16:45)
2.場 所:じばさん三重 6階ホール
3.名 称:三重県主催「知的財産戦略セミナー」
4.内 容:「事例から学ぶ特許の有効活用法」
5.対 象:中小、ベンチャー企業約100名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会
7.講 師:中小企業支援キャラバン隊 隊員 渥美 久彦
8.コメント:
本セミナーは、知的財産を経営に役立てたいと考えている中小企業経営者を対象として企画され、三重県知的所有権センターの方々による講演と併せて行われました。主な参加者は企業関係者(約5割)、個人・自営業者(2~3割)でしたが、そのほかにも行政関係者、財団職員、銀行関係者、大学生の方々が若干参加しているようでした。講演は基本的にプレゼンテーション用ソフトで作成したスライドを用いて行い、前半部分では特許権の性質や特許活用のパターンについて解説したうえで、後半部分では近年における特許活用の成功事例を7例ほど挙げて解説しました。参加者の知的財産に関する知識レベルはまちまちでしたが、抽象的な法律の話よりも具体的な事例のほうが興味をもって聞いて頂けるように感じました。講義終了後には、成功事例だけではなく失敗事例は無いのか、等の質問も出され、この種の事例に関する参加者の関心の高さをうかがい知ることができました。
日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 渥美 久彦
2006/12/29
平成18年度中部知財戦略本部教育支援事業「教職員向け知財教育セミナー」
1.日 時:平成18年11月22日(水) 15:00~16:00
2.場 所:(独)国立高等専門学校機構 岐阜工業高等専門学校
3.名 称:平成18年度中部知財戦略本部教育支援事業「教職員向け知財教育セミナー」
4.内 容:特許の出願から登録まで
5.対 象:教職員 80名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
7.講 師:大学支援キャラバン隊 隊員 恩田 博宣
8.コメント:
大変立派な教科書ができていて、これを順次20時間も掛けて、講義をしたら、明細書を書いて手続きをすることができるようになるようにすることもできるだろう。しかし、今回割り当てられた1時間ではそんな芸当はできない。そこで、教科書については、「もし、自分で明細書を書いて手続きをしようとする人はこの教科書を熱心に読んでください」とだけ、伝え1時間で味のある話を試みた。
特許請求の範囲の法的な性格について、例を挙げて説明した。内容としては、特許請求範囲に書かれた構成要件の1つでも削除すれば、それはもう特許とは無縁のものとなること、この論理をしっかり理解すれば、開発に過去の生きている特許も利用できる余地が大きく膨らむこと等である。
通常、眠気を誘う特許の講義であるが、諸先生方は大変熱心に聞いていただけた。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
大学支援キャラバン隊 隊員 恩田 博宣