東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2006/10/31

(社)安城青年会議所主催「9月例会」

1.日 時:平成18年9月8日(金)18:30~21:00

2.場 所:安城商工会館 5F大会議室

3.名 称:(社)安城青年会議所主催「9月例会」

4.内 容:意外と身近な特許を知ろう!

5.対 象:(社)安城青年会議所48名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部所属 中小企業支援キャラバン隊 中村 敬

8.コメント:
 (社)安城青年会議所の会員は、地区内において自営をしている者又はその後継者であると思います。今回、「まだまだ日本ではなじみが薄い知的及び産業財産権を学んでいただくことにより、今後企業の権利を守ると共に、より発展していただくことを目的とする。」との開催趣旨の下、日本弁理士会東海支部に講演の依頼がありました。支部の要請により、小職が講演を担当させていただきました。
 先方の要望は、「1.特許・実用新案・意匠・商標など、一般にいう特許には種類がある折ご説明いただき、発明・発想の権利や保護される権利の内容などを皆様に把握していただきます。2.身近に感じ、わかりやすい例などを挙げていただきながら、知的及び産業財産権について成功や失敗等の例をお話いただけばと考えます。3.知的及び産業財産権を取得するまでの一連の流れを説明していただければと考えます。」というものでした。この要望に答え得るレジュメをパワーポイントで作成し、先方にご用意いただいたパソコン及びプロジェクタを使用して講演を行いました。また、地域の人の集まりであることを考慮し、「地域ブランド」についても簡単に触れました。講演はあっという間に終わりました。会場でインターネットにも接続できるようにしていただいたので、IPDLによる検索、公報の表示及びダウンロード等を見せることもできました。運営委員の方々が親切にして下さり、とてもやりがいがありました。
 資料としては、日本弁理士会が発行している「弁理士Navi」、「ヒット商品はこうして生まれた!」及び「地域ブランドの保護」の各パンフレットと、(独)工業所有権情報・研修館から提供いただいた「特許電子図書館ガイドブック」とを各参加者に配布いたしました。

日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 中村 敬

2006/09/29

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2006in名古屋(導入編)」

1.日 時:平成18年9月9日(土)13:30~16:00

2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室

3.名 称:休日パテントセミナー2006in名古屋(導入編)

4.内 容:知的財産権と産業財産権制度の概要

5.対 象:一般市民、企業関係者など42名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会

7.講 師:副委員長 中島 正博(知的財産支援キャラバン隊)

8.コメント:
 平成12年度から始まったこのイベントも、今年度ではや7年目になりました。今年も、昨年と同様に、前回(3月:前年度の最終回)の参加者から、「先生、今年もよろしくお願いします。」と声をかけられました。毎年何度も足を運んで下さるリピーターの方々には感謝の気持ちでいっぱいですが、毎年同じ趣向・内容であると飽きられてしまいますので、年度ごとに何らかの特徴を出していく必要性を改めて感じました。一方で、リピーターの方々だけでなく、新規参加者が申し込みし易いようにしていく必要性もあります。
 今年度は、9月に、初心者から或る程度知識のある方(リピーターを含む)までの幅広い層を対象とした「導入編」を1回行い、10月より2月まで、「基礎編」と「応用編」とを基本的に各1回(基礎編が先になるように)行う、というスケジュールとしました(12月は応用編のみ:導入編及び応用編は知的財産権制度推進委員会が担当、基礎編はUR-10委員会が担当)。
「導入編」は、各制度の概要という初歩的な内容を、分かりやすく解説するとともに、最近の動向や東海地区の知財事情等のトピックスを織り込むことで、全く知識のない初心者にとっての文字通りの「導入編」となることはもとより、或る程度知識のある方、リピーターの方にとっても、今までの復習及び最新情報の収集という意味で役立つように企画しました。
 欲張りな内容なため、講演終了がセミナー終了時間ぎりぎりになってしまい、質疑応答の時間が全くとれませんでしたが、参加者の方々には、非常に熱心に聴講していただけたようで、休憩時間や撤収作業中にも質問に来られていました。

日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員長 田辺 政一

2006/09/29

三重県中小企業団体中央会主催「平成18年度地域ブランド競争力強化支援事業」

1.日 時:平成18年8月24日(木) 15:00~17:00

2.場 所:三重県科学技術振興センター 本館2階大会議室

3.名 称:三重県中小企業団体中央会主催「平成18年度地域ブランド競争力強化支援事業」

4.内 容:「伊勢うどんのブランド構築とその管理について-地域団体商標制度の概要について-」

5.対 象:三重県製麺協同組合員(地域ブランド競争力強化委員),県担当者

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会

7.講 師:東海支部商標キャラバン隊 隊員 小林 宜延

8.コメント:
 参加者は県担当者を含めて16名でした。第1回目ということで、地域ブランド保護のための地域団体商標制度の概要を説明し、さらに地域団体商標登録を受けるメリット、商標権者の義務について説明しました。
 県内では、昨年度、地域ブランドの説明会が弁理士会で3回、発明協会で2回、特許庁で1回開催されており、各人がある程度の情報を入手していました。研究会方式ということもあって、はじめから疑問点等についての質問に応えながら地域団体商標制度を説明し、セミナーを無事終了しました。今後、出願する際の留意点、登録後のブランドの維持・管理について説明する予定です。

日本弁理士会東海支部 商標キャラバン隊
隊員 小林 宜延