日本弁理士会東海会

１．日　時：平成１９年１月２０日（土）　１３：３０～１６：３０

２．場　所：岐阜県民ふれあい会館　中会議室３０１

３．名　称：日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー２００６in岐阜」

４．内　容：事例から学ぼう！特許の有効活用法

５．対　象：一般市民、企業関係者など９名

６．担当部署：日本弁理士会東海支部　岐阜委員会

７．講　師：知的財産支援キャラバン隊　藤居　俊介

８．コメント：
　まず最初に特許権の効力及び利用関係、知的創造サイクルについて説明をし、その後具体的な活用事例を「ヒット商品を支えた知的財産権」等から抜粋した事例７件を明細書の請求の範囲とともに紹介されましした。いずれも大変興味深い事例で、意匠権や商標権と複合的に権利取得をしたり、ライセンス事例もあり、また具体的な内容でしたので、非常におもしろい講義になったと思います。
　参加者の方々には、非常に熱心に聴講していただけたようで、講義後の質疑応答ではかなり戦略的かつ専門的な質問があり、とても有意義であったと思います。

日本弁理士会東海支部　岐阜委員会
委員長　木村　達矢

１．日　時：２００７年１月１８日（木）　１３：３０～１６：００

２．場　所：浜松商工会議所会館　７階講義室

３．名　称：浜松市産業情報室主催「特許実務のステップアップ講座」

４．内　容：第３回「ＰＣＴ出願の実務…ここだけは押さえたい実務ポイント…」

５．対　象：企業の知財担当者２２名

６．担当部署：日本弁理士会東海支部　静岡委員会

７．講　師：日本弁理士会東海支部所属　中小企業支援キャラバン隊員　神谷　　牧

８．コメント：
　浜松市情報産業室は、静岡県浜松地域知的所有権センターとして、浜松地域内の企業や市民に対して特許や商標などの知的財産に関する情報を提供し、浜松地域の産業の活性化を図る「産業と技術の交流地点」の役割を果たしています。そのために、特許公報類・ＪＩＳ規格・新聞・雑誌・図書などの蔵書及びインターネット端末を備え、特許・実用新案・意匠・商標・ＪＩＳ規格・科学文献の閲覧・調査・検索の利用に供しています。また、弁理士相談会・技術相談会・特許情報活用支援講習会などの各種講習会を開催し、利用者の啓蒙に努めています。
　当日の講義では、特許の国内出願と外国出願を進める際のパリルート出願とＰＣＴルート出願を比較しながら、ＰＣＴ国際出願について、手続きの流れ、ＰＣＴルート利用の得失と注意点を説明しました。テキストは、２００６年度特許庁国際出願課作成の「ＰＣＴ国際出願制度と手続きの概要」（特許庁ホームページからダウンロード）を基に、図解及び解説文を作成するとともに、特許庁資料から抜粋して紙面の複写をしたものを加えて、用意しました。最後に、質疑応答の時間を設け、受講者の質問に答えて解説しました。この講習会では、受講者にＰＣＴ出願実務において押さえるべきポイントを概ね理解していただけたと思います。
　今回の講師派遣は、日本弁理士会東海支部の支援活動の一環で、知的財産支援キャラバン隊員としての派遣です。

日本弁理士会東海支部　知的財産支援キャラバン隊
隊員　神谷　　牧

１．日　時：平成１８年１２月１８日（月）　１３：３０～１７：００

２．場　所：アクトシティ浜松　研修交流センター４０１

３．名　称：特許庁主催「地域ブランド講習・指導相談会」

４．内　容：商標の基礎知識と地域ブランド

５．対　象：事業組合関係者など（講習受講　２４名　指導相談会　２名）

６．担当部署：日本弁理士会東海支部　静岡委員会

７．講　師：日本弁理士会東海支部　商標キャラバン隊員　中村　知公

８．コメント：
　実際に登録査定を受けた地域ブランドの例を題材に、従来の商標登録とのちがいと地域ブランドの登録の条件、そして、地域ブランドにかかわらず商標登録がなぜ必要かを中心に解説した。特に、開催地浜松では「浜松ブランド」を創生し活性化する動きもあり、積極的な質問を通じ、関心の高さを感じた。来年は小売サービスの商標登録制度もスタートする。地域ブランドと小売サービスとの二本立ての講習会は、制度の啓蒙と普及の図るため継続的に開催することがのぞましいと考える。受講者は法改正に際して開催される特許庁の説明会にて基礎知識は得られるが、そこで得た知識を再度確認し運用レベルに昇華し活用できるようにするため、商標キャラバン隊の支援活動は継続する必要があると痛感した。

日本弁理士会東海支部　商標キャラバン隊
隊員　中村　知公