日本弁理士会東海会

１．事業名：岐阜大学知的財産セミナープレ遊ＧＯ「判例に学ぶ知的財産権」

２．日　時：平成２１年９月１１日（金）　１６：３０～１７：３０

３．場　所：岐阜大学産官学融合本部　１階ミーティングルーム

４．実施者：（主催・運営）岐阜大学産官学融合本部

５．内　容：既存のデザインをどの程度変更すれば、意匠登録を受けられるか。

６．対象者：岐阜大学産官学融合本部職員、一般企業関係者等、約２０人

７．担当部署：日本弁理士会東海支部　教育機関支援機構

８．講　師：日本弁理士会東海支部　大学支援キャラバン隊　隊員　廣江　武典

９．コメント：
　判例に学ぶ知的財産権というテーマで毎月開催されるセミナーにおいて、今回は、「判例に学ぶ知的財産権　既存のデザインをどの程度変更すれば、意匠登録を受けられるか。」で、審決取消請求事件（輪ゴム事件）について取り上げました。この事案では、本意匠と引例意匠との類似判断が争点となっており、講義では、両当事者の類似判断の主張を検証していきました。事件に係る物品が輪ゴムであったので、講義に実物を持ち込み、その実物を見ながら類似判断の検証を行いました。両当事者は主張の中で、同じ意匠について異なった視点から、ユニークな類似判断をしており、参加者の方には、面白いと感じて頂けたと思います。

日本弁理士会東海支部　大学支援キャラバン隊
隊員　廣江　武典

１．事業名：（社）発明協会三重県支部「松阪商工会議所における産業財産権相談会」

２．日　時：平成２１年１０月３日（土）　１３：００～１６：００

３．場　所：松阪商工会議所

４．実施者：（主催）特許庁・中部経済産業局　（運営）松阪商工会議所・（社）発明協会三重県支部

５．内　容：松阪商工会議所「無料何でも相談会」産業財産権相談における指導員

６．対象者：一般市民

７．担当部署：日本弁理士会東海支部　三重県委員会

８．相談員：日本弁理士会東海支部　中小企業支援キャラバン隊　隊員　花田　久丸

９．コメント：
　当日は松阪商工会議所内の大会議室に、弁理士、弁護士、税理士、司法書士、不動産鑑定士、行政書士、その他各法律領域での多くの専門家が夫々相談コーナーを設け、多くの一般市民から各専門領域での相談を受けました。小職が担当した産業財産権相談には４名の方が相談に来られました。ご自分でサンプル製品をお持込になり、その特許性に関する相談や、現在使用中の自己の商標に関する商標登録出願、等の相談を受けました。特に特許出願に関しては、いずれの相談者にも共通する事ですが、従来技術の認識が不十分である為に、電子図書館での特許検索の利用法を指導しました。その上で、発明の概略説明を受けながら具体的な検索キーを相談者へアドバイスいたしました。当日は、出来るだけ内容あるアドバイスをするように努力した結果、３時間の相談時間は、あっという間に経過し、いずれの相談者にも大変感謝されました。

日本弁理士会東海支部　中小企業支援キャラバン隊
隊員　花田　久丸

１．事業名：岐阜大学知的財産セミナープレ遊ＧＯ「判例に学ぶ知的財産権」

２．日　時：平成２１年８月７日（金）　１６：３０～１７：３０

３．場　所：岐阜大学産官学融合本部　１階ミーティングルーム

４．実施者：（主催・運営）岐阜大学産官学融合本部

５．内　容：特許権侵害にともない実施料相当額１億１０２４万円を不当利得として侵害者に支払いを命じた事例

６．対象者：岐阜大学産官学融合本部職員、一般企業関係者等、約１３人

７．担当部署：日本弁理士会東海支部　教育機関支援機構

８．講　師：日本弁理士会東海支部　大学支援キャラバン隊　隊員　廣江　武典

９．コメント：
　判例に学ぶ知的財産権というテーマで毎月開催されるセミナーにおいて、前回に引き続き、「コンクリート構造物の機械施工方法及び装置」に関する特許権を有する原告が、被告によって、上記特許権を侵害されたとして被告に対して、実施料相当額の不当利得返還請求をした事件について取り上げました。損害額の算定や、その請求方法等は、特許法や民法に規定されていますが、それらを、実際の事案にどのように適用させていくかということについて、詳しく説明していきました。この講義を通して、受講者の方が、特許法や民法の規定が実際の事案に沿って臨機応変に対応していることを知っていただけたらと思います。

日本弁理士会東海支部　大学支援キャラバン隊
隊員　廣江　武典