東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2009/09/30

中部知的財産戦略本部事業「日進市立梨の木小学校に対する知財教育支援事業 教職員向けセミナー」

1.事業名:中部知的財産戦略本部事業「日進市立梨の木小学校に対する知財教育支援事業 教職員向けセミナー」

2.日 時:平成21年8月24日(月) 午前9:30~午前11:30

3.場 所:日進市立梨の木小学校(愛知県日進市)

4.実施者:(主催)中部経済産業局 (運営)(社)発明協会

5.内 容:子どもの作品等に関する知的財産権・著作権・著作隣接権等の扱いについて

6.対象者:同校教職員 20名程度

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 小林 かおる

9.コメント:
 小学校の先生方を対象に「著作権セミナー 教育現場で日常的に留意すべきことについて考えてみましょう!」というテーマで支援活動を行いました。
 教育現場での著作権に関する事項は即実行に移されるため、作文・絵を題材に具体的場面を取り上げて説明しました。著作者人格権や著作権については、各々のケースで逐次言及することにより理解してもらえるよう努力しました。
 また、著作権の制限規定については、教育目的の複製はどこまで可能か、教育現場での演奏・上演等は何故可能か、朗読自体が何故可能かといったことを、授業の場面、文化祭・運動会の場面等を取り上げて説明しました。
 小学校の子供達は、絵を描く場面になるとミッキーマウス等のキャラクターを好んで描くとのことでした。子供達は悪気がないだけに、また、ある程度の模倣を通じて知識や技能を習得していくだけに、どうやって子供達を指導していくのが良いだろうとの質問があり考えさせられました。

日本弁理士会東海支部 教育支援キャラバン隊
隊員 小林 かおる

2007/02/28

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2006in名古屋<応用編>」

1.日 時:平成18年12月9日(土)13:30~16:00

2.場 所:名古屋商工会議所 3階第5会議室

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2006in名古屋<応用編>」

4.テーマ:事例から学ぼう! 特許の有効活用法

5.講 師:渥美 久彦 会員(日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 副委員長)

6.聴講者数:約55人

7.コメント
 当日は、朝から雨がぱらつく天候であったため、聴講者が減ることが懸念されましたが、会場の8割程度は埋まり、盛況でした。聴講者は、若い方、お年寄り、ご婦人、など、多岐に亘りました。特許庁に行ったことがある人、特許に関わったことのある人を、渥美会員が尋ねたところ、半数以上の方が挙手され、聴講者の方々は、全くの素人ばかりではないことを伺わせました。
 講義は、特許権の正しい理解、特許の活用のパターンなどの一般的な内容が前半1/3程度、具体的な事例を紹介しながら解説を加える内容が後半2/3程度であり、60枚を超えるスライドを用いた充実したものでした。聴講者の方は熱心に聞き入っており、最後に質疑応答が相次いだことからも、伝わっているなと感じました。最後には大きな拍手が起きました。
 一方で、終了後、私のところに「ここまで高級な話じゃなくて、主婦が思いついたアイデアとか、どうすれば良いかとか、聞きたいんですけど。」と言って来られたご婦人がいました。無料特許相談のこと、発明協会での先行調査などを説明しましたが、これだけ、聴講者が多岐に亘ると、全ての方のニーズを満たすのは、さすがに難しいなと感じました。

日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員 藤居 俊介

2007/02/28

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2006in静岡」

1.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2006in静岡」

2.日時・テーマ・講師・参加者数
第1回
 日時:平成18年10月21日(土)
 テーマ:知的財産権全般と著作権、不正競争防止法
 講師:居藤 洋之
 参加者数:32名

第2回
 日時:平成18年11月4日(土)
 テーマ:特許出願書類作成の留意点〔化学,日用品編〕
 講師:青山  陽
 参加者数:22名

第3回
 日時:平成18年11月18日(土)
 テーマ:特許出願書類作成の留意点〔機械,電気編〕
 講師:島野 美伊智
 参加者数:16名

第4回
 日時:平成18年12月2日(土)
 テーマ:特許侵害訴訟の実務と留意点
 講師:東山 喬彦
 参加者数:23名

第5回
 日時:平成18年12月16日(土)
 テーマ:特許出願手続の流れとその応答方法
 講師:越川 隆夫
 参加者数:25名

3.場 所:静岡市産学交流センター ペガサート7F会議室(各回とも)

4.対 象:一般市民

5.担当部署:日本弁理士会東海支部静岡委員会

6.コメント:
 本年度は静岡市と浜松市の2ケ所で開催した。両会場共同じテーマとした。各講師にはオリジナルテキストを準備して講演をしていただいた。
 第1回目は概論的なテーマであったが、最も受講者が多く、このようなテーマに関心があることがうかがわれる。
 第2回~第5回目は特許出願書類の作成、出願手続の流れ、侵害訴訟という特許に特化したテーマで、受講者は第1回目より減少したが、講演中質問が多く出されるなど大変熱心に受講していたので、特許の実務を知る上で参考になったと思う。