東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2010/02/26

日本弁理士会東海支部主催「愛知県常滑市立常滑東小学校における知的財産授業」

1.事業名:日本弁理士会東海支部主催「愛知県常滑市立常滑東小学校における知的財産授業」

2.日 時:平成21年12月18日(金)
      9:40~12:25、第2時限 9:40~10:25、第3時限10:45~11:30、第4時限11:40~12:25

3.場 所:愛知県常滑市立常滑東小学校

4.内 容:理科工作教室

5.対 象:第5学年3クラス90名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

7.講 師:教育機関支援キャラバン隊員 藤谷 修、今崎 一司、山本 喜一、橋本由佳里、青山 秀夫

8.コメント
 愛知県常滑市立常滑東小学校における知的財産授業は、今回で2年目(2回目)になります。
 45分の座学授業のあと、「エレクトロニクス万華鏡」を各クラス毎に3組に分け、45分ずつ工作授業を行いました。
 1組の工作授業のあとの放課時間に、同じ教室で次の組の工作授業を行うための準備も必要であり、慌しく時間が過ぎました。工作では、電子万華鏡のサンプルを見せ、これからどんなものを作るかという情報をインプットした後、1クラスを1班あたり6人構成で、5班に分け、各講師が指導者として各班を指導し、工作の進行を図りました。
 6人という小規模構成であったため、子どもによって作業進度に開きが出ても個別に対応できました。その結果、早い子は電子万華鏡の作成を完了したあと、コップの周囲に絵柄のデザインをし、オリジナルな物へと仕上げ工作を充実させていきました。また、作業の遅い子でも、なんとか自分自身の手で電子万華鏡を時間内で仕上げることができ、満足そうな表情をしていました。
 それぞれ自分自身の手で工夫する喜びを感じてくれたものと思っています。
 こうした取り組みが拡充され、工夫の喜びを幼い頃に体験した者の中から、将来の日本を背負う人材が育成されればと思います。

日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 青山 秀夫

2010/02/26

教育機関支援機構事業「大学における知財教育」

1.事業名:教育機関支援機構事業「大学における知財教育」

2.日 時:平成21年12月16日(水) 13:00~15:00

3.場 所:愛知県立芸術大学

4.実施者:愛知県立芸術大学

5.内 容:知的財産集中セミナー

6.対象者:大学教官35名程

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構 委員 青山 秀夫

9.コメント:
 「知的財産集中セミナー」と題して、講演を行った。講演内容としては、まず、著作権について基礎的な知識を有する大学教官向けに、大学においての教育活動、芸術創作活動について著作権上注意すべことを説明した。また、併せて「著作権と意匠権との関係」についても説明した。事前にヒアリングして大学側からの課題については、制度説明の関連事項の中で説明した。また、受講者が、特にライセンス契約に関心があることが事前のヒアリングで聴取されていたため、著作者人格権と2次的著作物についての取扱いを契約書に明記すべきことなどを具体的にアドバイスした。

日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
委員 青山 秀夫

2010/02/26

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2009in各務原<第3回>」

1.日 時:平成21年12月12日(土) 13:30~16:30

2.場 所:テクノプラザ本館 4階研修室(岐阜県各務原市テクノプラザ1-1)

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2009in各務原<第3回>」

4.内 容:不正競争防止法のイロハ~企業トラブルの回避のために~

5.対 象:一般市民、企業関係者など15名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産支援キャラバン隊 隊員 廣江 武典

8.コメント:
 岐阜県で過去に開催されたパテントセミナーでは、不正競争防止法に関する講義は一度もなかった。近時、不正競争防止法を巡る争いが増加しているので、“不正競争防止法のイロハ”というテーマで不正競争防止法の基礎について講義を行った。申込者は21名であったので、興味を引くテーマかと期待したが、実際の参加者は15名であった。
 講義は、配布したテキストの内容に基づき進められ、不正競争行為の類型について、判例を織り込みながらの解説であった。また、平成17年改正不正競争防止法、営業秘密の定義及び営業秘密侵害行為の類型についても解説があった。
 最近、中国産のウナギやタケノコを国内産と偽って販売した事件のように不正競争防止法に違反する事件の報道が多いため、興味深く聴講していただけたようである。
 不正競争行為の類型毎に数多くの判例を挙げた解説であったため、非常に分かり易く退屈になることもなく、不正競争防止法についての初心者でも十分に理解してもらえたものと思われる。

日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
委員 西尾 章