東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2010/03/31
日本弁理士会東海支部主催「愛知県立豊川工業高等学校における知的財産授業」
1.事業名:日本弁理士会東海支部「愛知県立豊川工業高等学校における知的財産授業」
2.日 時:平成22年2月10日(水)10:00~10:50
3.場 所:愛知県立豊川工業高等学校(豊川市新道町1-3)
4.実施者:(主催)日本弁理士会東海支部 (運営)愛知県立豊川工業高等学校
5.内 容:知的財産の基礎知識
6.対象者:3年生6クラス220名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 萩野 義昇
9.コメント:
将来、日本の経済の担い手となる工業高等学校生徒に、特許権や商標権等の基礎的知識についての教育を実施し、知的財産の創造、保護及び活用などの理解を深めるとの目的の下、知的財産の基礎知識について講義しました。具体的に、身近な事例(自動車や携帯デジタルプレーヤー)を取り上げて、特許と商標を中心に話をしました。生徒の方には特許等は案外身近であると感じて頂いたと思います。工業高校の3年生でしたのでメーカーに就職される方も多く、就職後に生かしていただけたらと思います。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 萩野 義昇
2010/03/31
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2009in名古屋<第8回>」
1.日 時:平成22年1月23日(土) 13:30~16:00
2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2009in名古屋<第8回>」
4.内 容:強い特許権を取るための発明の捉え方~発明は、単純そうだが、実は奥が深い~
5.対 象:一般市民、企業関係者など66名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 吉田 健二、木村 圭一、井川 浩文
8.コメント:
「強い特許権を取るための発明の捉え方」というテーマで講義を行った。今回の講義は、知識を与えることではなく、「発明の捉え方」という手法を学んでもらうことを主眼とする内容であるため、受講者数の減少を危惧していたが、66名の参加者があった。アンケート結果によると、企業技術者(発明者)の受講者が多く(全体の4割程度)、実践的な内容に対する関心の高さを窺い知ることができた。
講義では、発明の捉え方の手順を4つのステップに分け、それぞれのステップにおいて、どのような点を考慮して発明を的確に捉えていくかについて説明した。講義の前半では、各ステップで考慮すべき内容の概念的な説明を行い、講義の後半では、4つの具体例(おにぎりパックの実例)を上記手順に当てはめて説明を行い、受講者の理解度を深める工夫を行った。また、講義では、発明を多観点から捉えることによって、一出願に留まらず、複数出願に展開していく手法についても説明した。
講義は、スライドの文字数を極力減らし、口頭で詳細にスライドの内容を説明することを心がけたが、アンケート結果によると、概ね理解できた受講者が7割以上であったため、良かったと思われる。また、実例を用いた説明によって理解度が高まったという意見が多く、このような意見は今後の講義内容を作成する上で参考になると考えられる。
日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員 吉田 健二、木村 圭一、井川 浩文
2010/03/31
第2回「おもしろ科学教室」
1.日 時:平成22年1月11日(祝) 13:00~16:00
2.場 所:名古屋大学IB電子情報館中棟1階及び2階
3.名 称:第2回「おもしろ科学教室」
4.実施者:
(主催)応用物理学会東海支部、電気学会東海支部、電子情報通信学会東海支部、日本アマチュア無線東海地方本部、日本赤外線学会、日本物理学会名古屋支部、日本弁理士会東海支部、プラズマ・核融合学会、NPO法人アスクネット、名古屋大学、愛知県(順不同)
(共催)JSTイノベーションプラザ東海
(後援)中日新聞、NHK名古屋放送局
4.内 容:大講義室での電子紙芝居「発明・特許ってなあに」の実演及び講義室でのおもしろ科学工作教室「電子万華鏡」
5.対 象:(電子紙芝居)小中学生200名およびその保護者 (工作教室)小学生50名およびその保護者
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
7.講 師:東海支部教育機関支援キャラバン隊 隊員
藤谷 修、今崎 一司、小林かおる、加藤 康幸、堀木 克志、青山 秀夫、関根 由布、崎山 潤一
8.コメント:
このイベントの企画は、主として、応用物理学会、電気学会、電子情報通信学会などの学会が連携して開催したものに、日本弁理士会東海支部が主催者として参加したものである。このイベントの趣旨は、日本の次世代科学技術を担う青少年の科学啓発のための学協会等連携による地域社会を対象とした科学技術理解増進にある。理科離れを防止し、自然科学の不思議さを体感させるものである。東海支部の教育機関支援機構も、この目的のために、小学校において、知財授業と共に工作授業を展開している。本年度は、2回目であり、昨年と同様に、共通する趣旨があることから、東海支部も主催者として参加した。東海支部は、小学生向けに、「特許てなあに」、「特許を使う」の電子紙芝居を肉声実演した。200名程度の生徒及びその父兄に対して、十分に、発明、特許の目的が伝達されたものと考える。
学会の講演に関しては、遺伝子というテーマで1,2 年生から中学生までという広い年齢層の観客に対して、自然の不思議さを解明する手法を交えて、分かり易く説明された。
工作では、各学会毎に、実施したが、東海支部も、回折格子とLEDとを用いた電子万華鏡を作成した。満天の星空、花火を見ることができる。構造が簡単であるが、
出来上がったものは、生徒に科学技術の不思議さと、見たものに対する感動を与える。
参加された生徒は上手く工作でき理解も早く、優秀さを感じた。今回、各種学協会、NPO 法人、日本弁理士会、名古屋大学、愛知県産業労働部、JST イノベーションプラザ東海など異なった分野の団体が一致団結して行った科学啓発活動であり、より深い内容の科学教室となった。
日本弁理士会が、各種学会と共催で、参加し、生徒の理科離れの防止と科学技術に対する啓発に寄与していることに、このイベントの意義がある。
次年度以降も、東海支部は、この有意義なイベントに、継続して、参画する予定である。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
機構長 藤谷 修