東海会の活動について
- トップページ
- 東海会の活動について
- 支援活動報告
支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2010/10/29
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2010in岐阜(第1回) 」
1.事業名:日本弁理士会東海支部主催「第1回休日パテントセミナーin岐阜」
2.日 時:平成22年10月2日(土) 13:30~16:30
3.場 所:岐阜県県民ふれあい会館(岐阜市)
4.実施者:(主催)日本弁理士会東海支部 (運営)同 岐阜県委員会
5.内 容:ヒット商品はこうして生まれた~産学連携により生まれた商品を中心に~
6.対象者:一般・中小企業者
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
8.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産支援キャラバン隊 隊員 神谷 英昭
9.コメント:
講師の勤務先である岐阜大学産官学融合本部との絡みで日本全国的にヒット商品となったもので大学との共同研究あるいは大学の発明の利用したものが少なくないが、それらを例示して大学との共同研究開発の有効性や発展性などについての説明がされた。
講義を3時40分に終了させその後に質問を受け付けたが、受講者にとって興味深い内容であったことからか5件ほどあった。
個人的には、任天堂DSの基本理念を考えられた大学教授の認知症にならない方法が切実な問題への解決を与えてくれるなど、大変有意義なセミナーであった。
日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
委員 西尾 務
2010/10/29
中部知的財産戦略本部事業「知財教育支援事業 デザイン系学生向け派遣型セミナー」
1.事業名:中部知的財産戦略本部事業「知財教育支援事業 デザイン系学生向け派遣型セミナー」
2.日 時:平成22年9月22日(水) 10:45~11:35
3.場 所:岐阜県立岐阜城北高等学校
4.実施者:(主催)中部経済産業局 (運営)(社)発明協会岐阜県支部
5.内 容:デザインと意匠権
6.対象者:同校ファッション科2、3年生デザインコース 41名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 廣田 美穂
9.コメント:
同校のファッション科は、ファッションコンテストで毎年入賞者を出しており、岐阜県のアパレル産業界にも多数の人材を輩出する等、実績を重ねています。
しかしながら、デザイン画やコンテスト出品作品等について、どのような権利が発生し、どのような権利を取得し得るのかについて、これまで生徒が学ぶ機会がありませんでした。したがって、何らかのトラブルが発生し得ることも認識しておらず、トラブルを回避する方法についても知識がありませんでした。
そこで、今回は、「デザインと法律 ~トラブルになる前に~」をテーマとしてセミナーを行いました。まず、イントロダクションでは、Tシャツを例にとり、一つの商品でも、意匠法・商標法・著作権法・不正競争防止法といった複数の法で保護され得ることを説明しました。次いで、各法における権利・効力の特徴と、各法の比較(メリット・デメリット)を紹介しました。さらに、実際に登録されている意匠・商標の例を紹介しつつ、意匠権・商標権で保護されない場合の想定トラブルを説明しました。最後に、実際の紛争事例(商標法・不正競走防止法)を紹介しつつ、まとめとして、トラブルの回避方法を紹介しました。
将来、アパレル業界に進む生徒が多いので、今回のセミナーで得られた知識が少しでも役に立つとよいと思います。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 廣田 美穂
2010/10/29
中部経済産業局主催「サイエンスショー2010」
1.開催概要
開催日時:平成22年8月7日(土) 10:00~16:00
場 所:先端技術連携リサーチセンター3階 会議室(名古屋市守山区大字下志段味字穴ケ洞2268-1)
主 催:中部経済産業局
協 力:日本弁理士会東海支部
運 営:(株)I&S BBDO名古屋支社
来場者数:1550名(イベント全体)
講師等:日本弁理士会東海支部
(UR-10委員会)山田 強、髙橋 祥起、稲山 朋宏、細井 祥全、斎藤 俊平、河村 賢昭、喜多 静夫、榊原 靖、加藤 淳也
(知的財産権制度推進委員会)山本 尚、奥田 誠、吉田 健二、森 徳久、多賀 久直、佐藤 努、加藤 光宏、
支部長 向山 正一、副支部長 富澤 孝・尾崎 隆弘・田中 敏博・中村 敬
2.総評
志段味にある「なごやサイエンスパーク」所在の研究所等による子供向けの科学体験イベント「なごやサイエンスひろば」が例年夏休みに開催されている。日本弁理士会東海支部は、中部経済産業局主催の「サイエンスショー」に協力する形で、「自然科学体験」と題し、本年初めて工作ブースを開設した。
初めての参加であったことから、来場者数を全く読めないのが不安要素であった。過去のサイエンスショーの総来場者数が「発明の日わくわくフェア」の半分程度であったことや、日本弁理士会東海支部に割り当てられた会場がリサーチセンター3階と比較的わかりにくい場所であったことなどから、概ね「発明の日わくわくフェア」の半数程度の来場者を見込んでいた。
ところが、蓋を開けてみれば、日本弁理士会東海支部のブースへの総来場者は延べ600人オーバーとなり、「発明の日わくわくフェア」と同等の来場者数であった。
念のため十分な数の工作を用意しておいたので、事なきを得たが、予想の2倍の来場者であったことは驚きであった。また、UR-10委員会と知的財産権制度推進委員会の委員が休む暇も殆どないままの大忙しなイベントとなったが、各委員の協力により無事に終えることができた。
今回の担当員が総勢16名であったが、次回参加する場合には、最低20名の担当員が必要であるとの感想をもった。また、今回は工作イベントだけ用意したが、来年度も参加するならば、日本弁理士会東海支部としての啓蒙活動という観点からも「無料特許相談会」会場を併設するのがよいとの感想をもった。
3.工作の内容
(1)ストロー笛
1.実施時間:10:00~16:30
2.参加者数:65名(準備数200名分)
3.概要
(a)綿棒ストロー笛
ストローの上から1/3のあたりに切れ込みを入れ、切れ込みから上側を折り曲げ、折り曲げた部分の下端部を平らに潰す。ストローの下から綿棒を差し込み、ストローの上から息を吹き込みながら綿棒を上下させることで、音階を奏でることができる。
(b)ストロートロンボーン
ストローの一端を押しつぶし、押しつぶした部分が台形になるように両側を切って柔らかくする。他端から太さの異なるストローを差し込み、台形に切った側から息を吹き込みながらストロー全体の長さを調整することで、音階を奏でることができる。
(2)CDホバークラフト
1.実施時間:12:10~13:50
2.参加者数:107名(準備数150名分)
3.概要
醤油差しの底とキャップに穴を開け、正方形に切った両面テープに丸い粘着ピンを貼る。粘着ピンをCDの中央にあわせた状態で両面テープをCDに貼る。その後、両面テープの剥離紙を剥がし、醤油差しのキャップを貼り、粘着ピンとキャップに穴を貫通させる。その後、醤油差しに風船を被せて、完成。風船をふくらませてCDを床においた状態で押すと、CDと床との間に空気膜が形成されて、CDホバークラフトを滑らせることができる。
(3)キラキラ分光器
1.実施時間 14:10~16:00
2.参加者数 128名(準備数128名分)
3.概要
チップスターの筒状のケースを使った手作り分光器。ケースの蓋にスリットを開け、ケース本体の底に丸い穴を開ける。丸い穴を塞ぐように回折格子シート(ホログラムシート)という光を虹色に分けるフィルムを貼り付ける。ケース本体に蓋をつければ完成。
できあがった手作り分光器で光を見ることで、いろいろな色の光が集まって出来ていることがわかる。
(4)ベンハムのコマ
1.実施時間:10:00~16:00
2.参加者数:330名(準備数400名分)
3.概要
白黒の不思議な模様を描いた紙をCDに貼り付け、CDの真中にビー球を嵌め込んでコマを作る。CDの表面に直接白黒の模様を塗ることもできる。このコマを回すと様々な色の環が見える。その他、CDの表面をピンク色・水色・黄緑色の3色で30度ずつ塗り分けたコマも見本においておいた。このコマは回すと色が混ざって白色に見える。
日本弁理士会東海支部 UR-10委員会
委員長 山田 強