東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2011/10/28
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in名古屋(第1回)」
1.日 時:平成23年9月10日(土)13:30~16:00
2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in名古屋(第1回)」
4.内 容:知っておきたいブランドの守り方~外国商標出願制度もふまえて~
5.対 象:一般市民、企業関係者など72名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産支援キャラバン隊 前田 大輔、井上 敬也
8.コメント:
全体を2部に分け、前段で、 国内の商標登録制度について、登録の要件、出願の方法、昨今の商標係争、有名ブランドの保護の実態等を説明した後に、後段で、米、EU、中国といった諸外国・地域での商標登録制度について、出願方法の概略、保護の実態、トピックス等を説明しました。
商標関連の話なので、当初は、受講者が少ないかと予測されましたが、予想に反して非常に多くの方が受講され、改めて、知的財産に対する関心の高まりに驚かされました。
講義中には、居眠りされているような方もほとんど見られず、講義後には、多くの質問もあり、そういった点では、講義の内容は、概ね好評であったかと思われます。
また、諸外国における商標登録制度についての説明は、一般の方には馴染みがなくやや難しいかと思われましたが、反対に、講演後の質問は、米国や中国等へ出願する際の留意事項等の外国出願に関するものが多く、年々、受講者が、一般の方から知財関連の仕事をされている方へと変化してきていることを実感させられました。
日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員 井上 敬也、藤岡 隆浩
2011/10/28
岐阜県商工会連合会主催「経営支援研修会(一般コース)」
1.事業名:岐阜県商工会連合会主催「経営支援研修会(一般コース)」
2.日 時:平成23年7月21日(木)15:00~16:00
3.場 所:可茂総合庁舎
4.実施者:(主催・運営)岐阜県商工会連合会
5.内 容:特許等取得活用支援事業・商標登録について
6.対象者:岐阜県下商工会・商工会議所の経営支援員 80名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
8.派遣講師:日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊 恩田 博宣
9.コメント:
岐阜県商工会連合会から依頼があり、特に商標権について研修を行いました。
商工会議所の経営支援員は、中小零細企業の相談に当たる際に商標について相談を受けるケースが多く、基礎的な知識が必要であるためとのことでした。
まず商標とは何か実例を出して説明し、類否の判断や拒絶理由について意見書の事例を出して説明しました。
日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 恩田 博宣
2011/09/30
碧南市ものづくりセンターとの共催「知的財産出前授業」
1.事 業 名:碧南市ものづくりセンターとの共催「知的財産出前授業」
2.日 時:平成23年7月29日(金) 13:30~16:30
3.場 所:碧南市ものづくりセンター(愛知県碧南市)
4.内 容:「君も今日からエジソン」、「理科工作教室」
5.実施者:(主催)碧南市ものづくりセンター・日本弁理士会東海支部
6.対 象:碧南市内在住の小学校4年生~6年生 6名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
8.講 師:教育機関支援キャラバン隊 江間 路子、臼井 孝尚、村瀬 裕昭
9.コメント:
昨年に引き続いての碧南市ものづくりセンターでの出前授業であり、昨年と同じ児童が参加することが予想されたので、実施要領では「君も今日からエジソン」となっていましたが、昨年(電子紙芝居「君も今日からエジソン」と理科工作「光通信」)と被らないように、電子紙芝居を「レオ君」、理科工作を「エレキ万華鏡(電子万華鏡)」としました。また、予定参加人数が6名でしたので、「レオ君」については音声ありのものを用い、講師の数を昨年より減らし、3人としました。実際の参加人数も6名でしたので、講師の数もちょうど良く、昨年の参加者も2名いましたので、電子紙芝居と工作を昨年のものから変えたことも良かったと思います。
まず、「レオ君」の導入として、従来の消しゴムとカドケシを見せ、従来の消しゴムの問題点と、それを解決したカドケシの工夫点について説明し、カドケシは特許が取られていて、勝手に作って売ることはできないことを伝えました。そして、なぜ、そのように、いい発明をした者を特許で守らなければならないのかを、「レオ君」を見て考えて欲しいということで、「レオ君」を上映しました。この導入部分については、思ったより短時間で済んでしまったので、もう少し、子供の興味を引く特許品を準備しておけば良かったかな、と思います。
「レオ君」終了後に、発明品を真似されたときのレオ君の様子を尋ね、発明者を特許で守ることで、次の発明がなされ、世の中が進歩していくことを説明しました。時間にかなり余裕があったので、ここの所も、例えば、「レオ君」の該当場面をもう一度見せて説明するなど、時間があるときのための準備をしておけば良かったと思います。
工作教室では、一つの発光ダイオードと、2枚の回折格子を用いた電子万華鏡を工作しました。参加人数が6名と少ないので、一人一人を丁寧に見ることができ、良かったと思います。同センター内に碧南少年少女発明クラブがあり、そもそも工作の得意な子供が多いことから、とてもスムーズに進みました。
同センターの人が、今年の参加人数が少なかった理由として、市の広報に同時に「かぶと虫ロボ」の工作教室の案内が載り、そちらに参加することにした子が多かったのではないかとのことです。「ロボ」と付くと、参加人数が多いそうです。人数が少なかったのは少し残念ですが、そもそも「特許」というものを知ってもらうことが目的ですので、参加人数の多寡にかかわらず、少しでも子供達に分かり易い授業ができるように工夫していきたいと思います。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
運営委員 江間 路子