東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2011/12/01
日本弁理士会東海支部主催「岐阜県立加茂農林高等学校における知的財産授業」
1.事業名:日本弁理士会東海支部主催「岐阜県立加茂農林高等学校における知的財産授業」
2.日 時:平成23年10月3日(月) 10:30~11:30
3.場 所:岐阜県立加茂農林高等学校
4.実施者:(主催)日本弁理士会東海支部 (運営)岐阜県立加茂農林高等学校
5.内 容:知的財産について
6.対象者:第2、3学年78名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
8.講 師:教育機関支援キャラバン隊 隊員 中村 敦子
9.コメント:
加茂農林高等学校の流通科学科の第2学年及び第3学年の78名を対象に、知的財産権のうち、特に特許と商標について講義しました。流通科学科3年生は、岐阜県の「飛び出せスーパー専門高校生」プロジェクトとして、地域と連携してインテリア花壇苗などの商品開発を進めています。このため、こうした商品と関連が深い特許と商標についての講義依頼を受けていました。講義内容は、発明は商品開発のどういった過程において生まれるのか、どういう場合に特許になるのかといった点、商品流通や販売において、いかに商標が重要であるかという点について、具体例を挙げつつ説明しました。最近では、高校の授業内容も実践的内容を含めるようになってきており、予め基礎知識があった生徒さんもいたため、おおよそ関心を持って聞いている様子でした。また、特に3年生においては、前記プロジェクトの商品開発のためのリサーチや実験も行ってきているため、発明、商標これらの出願に関し、具体的な質問がありました。高校生と特許権とは、なかなか結びつかないようにも思っていましたが、商品開発を行っているということで、発明者意識や権利者意識もきちんともっているようで、とても頼もしく感じました。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 中村 敦子
2011/12/01
岡崎市立中央図書館・日本弁理士会東海支部主催「平成23年度岡崎市立中央図書館ビジネス支援セミナー」
1.事業名:岡崎市立中央図書館・日本弁理士会東海支部主催「平成23年度岡崎市立中央図書館ビジネス支援セミナー」
2.日 時:(第1回)平成23年9月25日(日)13:30~15:30
(第2回)平成23年10月16日(日)13:30~15:30
3.場 所:岡崎市図書館交流プラザりぶら 1階101会議室
4.実施者:(主催)岡崎市立中央図書館・日本弁理士会東海支部 (運営)岡崎市立中央図書館
5.内 容:『知的財産権とは!』
(第1回)「おっとアブナイ!その商標-身近で起こる商標事件-」
(第2回)「ソフトと特許と著作権~ソフトウェアは特許で守る~」
6.対象者:市民40名程度
7.講 師:中小企業支援キャラバン隊 隊員 林 洋志(第1回)、隊員 丸山 明夫(第2回)
8.コメント:
(1)第1回(林 洋志)
事業を継続するときや起業のときに、商標が問題となることは考えられます。そこで、第1回では、多数の事例を挙げて身近な商標を説明した後、商標とは何か、商標を保護する目的、使用とは何か、偽ブランド商品を譲渡等することが商標権侵害となること等を解説しました。さらに、大阪地裁平成23年6月30日判決(モンシュシュ事件)を題材に、商号と商標との違い、問題点、そのような問題が生じる理由、商号を選択する際に留意しなければならないこと、商標調査や商標登録出願の重要性などを中心に解説しました。
(2)第2回(丸山 明夫)
来年の法改正(冒認)を踏まえ、外部からソフト/デザインを譲り受けて特許/意匠を出願する前段階の契約(特許/意匠登録を受ける権利の譲受)の注意事項を、著作権の譲受に於ける注意事項に関連付けて説明しました。また、著作権の特質(権利の発生、権利範囲の解釈等)を、産業財産権と対比して説明しました。
日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 林 洋志、丸山 明夫
2011/10/28
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in名古屋(第2回)」
1.日 時:平成23年9月24日(土)13:30~16:00
2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in名古屋(第2回)」
4.内 容:知っておきたい特許制度の基礎知識~あなたのアイディアを生かすために~
5.対 象:一般市民、企業関係者など78名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 UR-10委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 UR-10委員会 委員 斎藤 俊平、河村 賢昭、後藤 貴亨
8.コメント:
休日パテントセミナー2011in名古屋(第2回)では、「知っておきたい特許制度の基礎知識」というテーマで、知的財産制度における特許制度の概要を解説しました。三連休の中日であったにも関わらず、78名(申込者124名)ほどが参加され、本テーマに関する関心の高さを強く感じました。
講義内容は、第1部(知的財産権制度のなかの特許制度)、第2部(特許制度について)、第3部(特許出願から権利行使まで)の3部構成とし、特許制度の概要について具体例を交えた講義を行いました。
具体的には、第1部では、後藤貴亨弁理士が、知的財産の定義、知的財産制度の必要性、様々な知的財産制度について40分程度の講義を行いました。それを踏まえて、第2部では、斎藤俊平弁理士が、特許制度の趣旨、発明の定義、特許要件等について40分程度の講義を行いました。さらに、第3部では、河村賢昭弁理士が、特許出願、出願から権利化までの手続き、特許権の効力について具体例を交えて40分程度の講義を行いました。
予定では全ての講義が終了した後に質疑応答の時間を設ける段取りでしたが、第1部および第2部の講義の終了後に熱心な参加者の方々から多数の質問があり、急遽、第1部および第2部の講義の終了後にも質疑応答時間を設けることとしました。これにより、若干第3部の講義に時間的余裕が少なくなりましたが、参加者の方々の多数の質問に答えることができた点で、有意義な講義を行うことができたと思います。
日本弁理士会東海支部 UR-10委員会
委 員 斎藤 俊平、河村 賢昭、後藤 貴亨