東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2011/12/01

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in岐阜(第1回)」

1.日 時:平成23年10月15日(土)13:30~16:30

2.場 所:岐阜県県民ふれあい会館301号室

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in岐阜(第1回)」

4.内 容:発明したらどうするの?~発明を生かす方法を教えます~

5.対 象:一般市民、企業関係者など17名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産支援キャラバン隊 西尾 章

8.コメント:
 休日パテントセミナー2011in岐阜(第1回)では、「発明したらどうするの~発明を生かす方法を教えます~」というテーマで、前半は特許法上の発明、特許要件、特許を得るための手続の流れ等について解説しました。後半は技術開発、権利取得及び権利活用が循環する知的創造サイクルを解説し、産業の活性化を図るには特許権の活用も重要であることを解説しました。そして、特許権の利用の現状を特許庁のデータに基づき説明し、発明の利用に資することができる知的財産に関する相談・支援制度を解説しました。また、予め特許庁から入手した「知財総合支援窓口」及び「「中小・ベンチャー企業のための「知財支援ガイド」」のパンフレットを配布し解説しました。また、開放特許情報データベース(INPIT)及び地域中小企業知的財産戦略支援事業(地域中小企業外国出願支援事業、特許庁)を解説しました。
 受講者の多くは発明の相談・支援制度についてあまりご存じないようですが、関心は高く質疑応答では多数の質問がありました。
 今後の休日パテントセミナーにおいて、発明のみならず意匠や商標の実際の活用例を解説すれば、受講者の知的財産に対する関心をさらに高めることができるものと思われました。

日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
副委員長 西尾 章

2011/12/01

日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in名古屋(第3回)」

1.日 時:平成23年10月8日(土)13:30~16:00

2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室

3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in名古屋(第3回)」

4.内 容:知財戦略と知財マンの役割~少数組織における知財戦略の心得~

5.対 象:一般市民、企業関係者など78名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 副委員長 神谷 雅敏、委員 牧野 琢磨

8.コメント:
 休日パテントセミナー2011in名古屋(第3回)では、「知財戦略と知財マンの役割~少数組織における知財戦略の心得~」というテーマで、メーカーにおける開発部門、知財部門双方の経験を基に、ともすれば抽象的な議論となりがちな知財マンのあるべき姿について解説しました。3連休の初日にもかかわらず、受講者で会場は一杯となり、本テーマへの関心の高さがうかがえました。専門の知財部門を持たない中小企業の担当者が多かったように感じました。
 具体的な事例を豊富に取り入れた内容としたため、迫力があり、受講者も熱心に聴講していました。
 終了後も多くの受講者が名刺交換に来られ、自社で抱えている課題などについての相談などもありました。概ね好評だったと思います。
 受講者から休憩時間に「他の方のどんな質問をするかを聞くことも勉強になるので、質疑応答の時間を十分にとって欲しい。」とのご要望があったため、講義時間を調整し、十分な質疑応答ができるようにしました。知財に関する意識が高くない経営者をどのように啓蒙すればよいか、職務発明制度の整備の仕方、など多くの質問を頂き、受講者の意識の高まりを感じました。

日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
副委員長 神谷 雅敏、委員 牧野 琢磨

2011/12/01

中小企業大学校瀬戸校主催「第21期経営管理者養成コース」

1.事業名:中小企業大学校瀬戸校主催「第21期経営管理者養成コース」

2.日 時:平成23年10月4日(火) 9:30~12:30

3.場 所:中小企業大学校 瀬戸校(愛知県瀬戸市川平町79番地)

4.実施者:(主催)中小企業大学校瀬戸校 (運営)中小企業大学校瀬戸校

5.内 容:知的財産権の戦略的活用

6.対象者:全業種の経営者、経営幹部、管理者、後継者20名

7.派遣講師:日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊 山田 稔

8.コメント:
 本コースの参加者は、経営者から若手マネージャークラスまで24才~53才の19名でありました。大学校側からは、事前に「知的財産権の戦略的活用」とのテーマではありますが、知財の知識がない方が殆どであり、知財の基礎からの話と、できれば他社の知財活用の話をして欲しいとのことでした。
 そこで、前半の講義(第1部:知的財産権の基礎知識)では、知的財産とは・・・から始め、特に、特許法と商標法を中心として独占排他法の考え方と特許要件(新規性、進歩性など)を分かりやすく解説しました。また、知財侵害につきましては、ホットな実例「切り餅事件」を取り上げ、簡単に解説しました。更に、有名なヒット商品における特許や商標の事例を数件解説しました。
 後半の講義(第2部:知財戦略の基礎知識)では、知財保護の失敗例を数例紹介し、知財保護の重要性を強調し、また、その為の知財戦略の考え方、及び、知的創造サイクルの確立の重要性を創造・保護・活用の各段階に分けて解説しました。更に、他社の知財戦略の例として中部地方の中小企業の事例を公表されている資料の範囲で解説しました。

日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 山田 稔