東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2012/03/02
(財)三重県産業支援センター主催「中小企業等知的財産活用支援事業-特許出願人材育成講座-」
1.事業名:(財)三重県産業支援センター主催「中小企業等知的財産活用支援事業-特許出願人材育成講座-」
2.日 時:
(第1回)平成23年11月18日(金)13:30~16:30
(第2回)平成23年11月25日(金)13:30~16:30
(第3回)平成23年12月 2日(金)13:30~16:30
3.場 所:(財)三重県産業支援センター北勢支所
4.実施者:(主催・運営)(財)三重県産業支援センター
5.内 容:「実践!特許出願書類の書き方」※書き方全般、注意点等
6.対象者:県内中小企業の技術者・研究開発部門担当者、大学・研究機関などの研究者 など20名程度
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 三重県委員会
8.派遣講師:日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊 坂岡 範穂
9.コメント:
第1回目では「特許法、実用新案法の概要と出願書類」を、第2回目では「特許請求の範囲の記載と拒絶理由対応」を、第3回目では「特許請求の範囲の作成演習」をテーマに講義しました。参加人数は、第1回目が18名、第2回目が20名、第3回目が17名でした。
第1回目、第2回目の講義では、こちらからの説明が主でしたが、受講者からの質問も随所で出され熱心に受講されていました。
第3回目の講義では、4~5人のグループに分かれてもらい、それぞれで特許請求の範囲の作成と発表をしていただいたところ、受講者同士で活発な議論をされておりました。作成された特許請求の範囲について見ると、これで即出願というレベルではありませんが、大筋ではできており受講者の真剣さを感じました。
日本弁理士会東海支部 三重県委員会
委員 坂岡 範穂
2012/03/02
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in岐阜(第4回)」
1.日 時:平成24年1月14日(土) 13:30~16:30
2.場 所:岐阜県県民ふれあい会館 301中会議室(岐阜県岐阜市薮田南5丁目14−53)
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011in岐阜(第4回)」
4.内 容:まねされちゃった、どうしよう~意匠、商標、不正競争防止法を知ろう~
5.対 象:一般市民、企業関係者、高校生など17名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 UR-10委員会 委員 加藤 淳也、一色 昭則
8.コメント:
講義を第1部から第3部までに分け、第1部は架空の事例を題材に意匠法、商標法、不正競争防止法の概要と主に類似・非類似の区別について、第2部では出願について、第3部では警告状から訴訟までの紛争解決方法を説明されました。
一般の方に理解してもらえるよう、ユニークな架空事例を題材にし、できるだけ平易な言葉で解説するよう努められましたので、皆さん熱心に聴講されていました。
特に、高校生の聴講者もノートを取るなど理解・関心が強かったと思います。
最後の質問時間では、具体的な法律相談や、知財戦略という広いテーマでの質問があり、時間をオーバーしてしまいましたが、好評のうちに終了することができました。
日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
副委員長 神谷 英昭
2012/03/02
日本弁理士会東海支部等共同主催主催「第4回おもしろ科学教室」
1.日 時:平成24年1月9日(祝) 13:00~16:00
2.場 所:名古屋大学IB電子情報館中棟1階及び2階
3.名 称:日本弁理士会東海支部等共同主催「第4回おもしろ科学教室」
4.実施者:
(主催)応用物理学会東海支部、核融合科学研究所、電気学会東海支部、電子情報通信学会東海支部、日本アマチュア無線連盟東海地方本部、日本赤外線学会、日本弁理士会東海支部、プラズマ・核融合学会、レーザー学会中部支部、名古屋大学、豊田工業高等専門学校(順不同)
(後援)中日新聞
4.内 容:大講義室での電子紙芝居「発明・特許ってなあに」の実演及び講義室でのおもしろ科学工作教室「エレキ万華鏡」
5.対 象:
(電子紙芝居)小中学生約100名およびその保護者
(工作教室)小学生47名およびその保護者
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
7.講 師:東海支部教育機関支援キャラバン隊 隊員 村瀬 裕昭、小林 かおる、山本 喜一、関根 由布、藤谷 修、中村 敦子、江間 路子、園田 清隆、駄栗毛 直美、臼井 孝尚、平野 圭二、助廣 朱美、大川 智也
8.コメント:
毎年恒例(第4回目)の名古屋大学でのおもしろ科学教室というイベントに主催者として参加してまいりました。このおもしろ科学教室は、講義や実験・体験を通じて科学技術の面白さや不思議さを子供達に実感させるとともに、特許を意識させることで、夢と希望に満ちた次世代の科学技術の担い手を育てることを狙いの一つとしています。
我々弁理士会東海支部教育機関支援機構では、電子紙芝居(パン職人レオ君物語)の実演と工作教室(エレキ万華鏡)を実施しました。今年も例年同様満員御礼となり大変盛況でした。
電子紙芝居(パン職人)では、ちょっとしたアイデアや一生懸命考えた工夫が簡単に真似されるとどうなるか、特許制度のお陰でアイデアや工夫が守られ、安心して商品を製造し販売し、その商品を購入した人は安心してそれを使うことができることを説明しました。電子紙芝居の終了後に「発明や特許という言葉を初めて聞いた人?」という質問をしたところ、沢山の子供達の手が一斉に上がりました。特許や発明について子供の頃に情報として知らせることの大切さを感じました。
工作教室(エレキ万華鏡)では、光を分解する回折格子と色が変わるLEDとを組み合わせるとどうなるかを子供達に体験してもらいました。反省点としては、発明と工作とを結びつけることを解説する時間がなかったのが少々残念でした。
予算等の関係で来年以降のおもしろ科学教室の存続が危ぶまれますが、特許制度を知るための座学と工作実技とを組み合わせたイベント活動は知財普及の上で大変有意義なことだと改めて感じました。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
機構長 小林 かおる