東海会の活動について
- トップページ
- 東海会の活動について
- 支援活動報告
支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2012/03/26
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011 in 名古屋(第10回)」
1.日 時:平成24年2月18日(土)13:30~16:00
2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011 in 名古屋(第10回)」
4.内 容:平成23年度特許法改正について~実務上の留意点~
5.対 象:一般市民、企業関係者など98名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 安藤 敏之、中山 英明
8.コメント:
平成23年度特許法改正について、改正にいたる経緯、改正点、実務上の留意点などを説明しました。前半を安藤、後半を中山が担当しました。100名ほどの来場者の中には、企業の知財担当者とおぼしき方も見えました。
前半は、通常実施権等の対抗制度の見直し、冒認出願等に係る救済措置の整備、発明の新規性喪失の例外規定の見直し等を中心に審判系以外の改正事項を説明しました。改正法施行時が迫ってきているせいか、配布資料に記載されていないポイント等を書き込みするなど皆さん熱心に聴いてみえました。講義は時間内に終わり、質疑応答まで時間をとることができました。
後半は、審決の予告、再審理由の制限、一事不再理の見直し、審決の確定範囲の明確化等を中心に審判から訴訟にわたる改正事項を説明しました。特に、キャッチボール現象やダブルトラックといった問題を踏まえた上で今回の改正に至った経緯等を説明しました。来場者の中には、現在、無効審判と侵害訴訟に同時にかかわっており、審決の確定時期によって再審理由になるか否か等、個別具体的な質問をされる方もいて、知財に関する関心の高さがうかがわれました。
今回は、改正の内容が多く、十分な説明をするには少し時間が短く、総花的な内容となってしまったかもしれません。また、現行法を知っているという前提で講義を行ったので、知らない人には、ついていくのが大変であったかもと感じました。今後、改正事項の分量によっては、二回に分けることも検討したほうがよいと思いました。
日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員 安藤 敏之、中山 英明
2012/03/26
愛知県立大学主催「愛知県立大学における大学知財支援事業」
1.事業名:日本弁理士会東海支部「愛知県立大学における大学知財支援事業」
2.日 時:平成24年2月14日(火)13:00~14:30
3.場 所:愛知県立大学
4.実施者:(主催・運営)愛知県立大学
5.内 容:ウェブデザイン、コンピュータソフトウェアに関する特許、著作権の取り扱いについて
6.対象者:学生・院生、教職員40名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
8.講 師:日本弁理士会東海支部 大学支援キャラバン隊 隊員 加藤 光宏
9.コメント:
情報科学科の教員、学生を対象として、ソフトウェアやインターネット上で提供されるウェブ画面についての保護に的を絞って特許権、著作権等による保護について解説いたしました。具体的には、(1)特許権、著作権の比較(概要)、(2)ウェブデザインはいかなる権利で保護され得るか、(3)意匠権により保護される画面デザインとそうでない画面デザイン、(4)特許権により保護されるプログラムとそうでないプログラム、(5)ソフトウェアに関する特許権、著作権の判例などの内容です。
コンピュータプログラムの審査基準にも踏み込んで説明したため、学生にとっては、やや難解な部分もあったかも知れませんが、ソフトウェアの特許権侵、著作権侵害事件の判例も提示しながら、具体的な話題の提供を心がけたせいか、皆さん熱心に聴講していただけました。
講義時間の最後の質疑応答が多数あり、予定時間を15分ほど延長いたしました。教員、学生ともに、知的財産に対する関心の高さが伺われました。
日本弁理士会東海支部 大学支援キャラバン隊
隊員 加藤 光宏
2012/03/26
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011 in 四日市-意匠、商標及び不正競争法セミナー-」
1.日 時:平成24年2月11日(土・祝)13:00~16:00
2.場 所:じばさん三重((財)三重北勢地域地場産業振興センター)2階研修室7
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011 in 四日市-意匠、商標及び不正競争法セミナー-」
4.内 容:まねされちゃった、どうしよう~意匠、商標、不正競争防止法を知ろう~
5.対 象:一般市民、企業関係者など17名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 三重県委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 UR-10委員会 委員 加藤 淳也、一色 昭則
8.コメント:
講義を第1部から第3部までに分け、第1部は架空の事例を題材に意匠法、商標法、不正競争防止法の概要と主に類似・非類似の区別について、第2部では出願について、第3部では警告状から訴訟までの紛争解決方法を説明しました。
一般の方に理解してもらえるよう、ユニークな架空事例を題材にし、できるだけ平易な言葉で解説するよう努めました。皆さん熱心に聴講されていました。
全体の質問時間で頂いた質問に関しても、個別事案については終了後にも対応させて頂きました。
概ね興味をもって聞いていただけたように思います。
日本弁理士会東海支部 三重県委員会
委員長 笠井 美孝