東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2012/03/26
日本弁理士会東海支部主催「池田町立温知小学校における知的財産授業」
1.事業名:日本弁理士会東海支部主催「池田町立温知小学校における知的財産授業」
2.日 時:平成24年2月10日(金) 14:05~14:50(第5限)
3.場 所:岐阜県揖斐郡池田町立温知小学校
4.実施者:(主催)日本弁理士会東海支部 (運営)池田町立温知小学校
5.内 容:君も今日からエジソン
6.対象者:第6学年2クラス88名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 髙橋 祥泰
9.コメント:
学習時間が1時限(45分)でありましたため、駆け足講義となりました。
自己紹介の後、知的財産という言葉の意味、発明から商標、著作物の概要、弁理士という職業の紹介をしました。
次いで、DVD「君も今日からエジソン」の前半(発明の意味、エジソンの発明、身近な発明の例、約5分)を示しながら、解説しました。
次に、発明の意味、重要性、身近な発明、乗り物の発明の歴史、池田町の発明家の紹介、発明保護の必要性を説明しました。
次に、DVD「パン職人レオ君」(約20分)を上映しました。
最後に、おもちゃの獅子舞、磁気電灯、万能ハサミなどの実例を示して、身近の発明に興味を抱くように話をし、「君も発明しよう、エジソンになろう」で、締めくくりました。
短い時間であり、また未経験の学習分野であったと思いましたが、意外なほど生徒さんたちは真剣に聞いてくれました。
このたびの授業で「特許、発明、知的財産権、特許権などと行ったキーワードは頭に入ったのではないかと思います。
なお、生徒さんたちは、「発明」と言う言葉は或る程度は知っていたようですが、「知的財産」と言う言葉は殆ど知らない感じでありました。
最後に、DVD「パン職人レオ君」は楽しく見てくれていました。発明、他人の発明を真似した時のこと、権利のこと、出願のことも解ってくれたと思います。このDVDは良い教材であります。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 髙橋 祥泰
2012/03/26
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011 in 名古屋(第9回)」
1.日 時:平成24年1月28日(土)13:30~16:00
2.場 所:名古屋商工会議所ビル 3階第5会議室
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2011 in 名古屋(第9回)」
4.内 容:知財って本当に価値あるの!?~知財価値評価と知財戦略経営を考えてみよう~
5.対 象:一般市民、企業関係者など92名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 知的財産支援キャラバン隊 隊員 森 泰比古
8.コメント:
特許庁公表の“特許評価指標”や講師作成の仮想事例を交えて、知財戦略経営の考え方、知財価値評価の内容や評価方法、知的財産経営に関する社内セミナーのあり方などが講義されました。 盛り沢山の内容でしたが、聴講者は熱心に受講していました。なお、講義時を時間一杯まで延長し、セミナーの終了定刻後に希望者のみで質疑応答の時間を設けました。“知的財産セミナー2012”の翌日という日程にも拘わらず、90名を越える聴講者数は、余り聞くことのできないテーマに対する関心の高さの現れと思います。
日本弁理士会東海支部 知的財産権制度推進委員会
委員長 山本 尚、委員 恒川 圭志
2012/03/26
中部経済産業局主催「職務発明制度・先使用権制度事業(セミナー・相談会)」
1.事業名:中部経済産業局主催「職務発明制度・先使用権制度事業(セミナー・相談会)」
2.日 時:平成24年1月17日(火) 9:30~17:00
(セミナー)13:00~14:30及び15:00~16:30 (相談会)9:30~16:30
3.場 所:ウインクあいち13階(名古屋中村区名駅4-4-38)
(セミナー)1002号室 (相談会)1004号室・1005号室
4.実施者:(主催)中部経済産業局 (運営)(株)I&S BBDO名古屋支社
5.内 容:(セミナー)
・職務発明制度について(13:00~14:30) 講師:糟谷 敬彦
・先使用権制度について(15:00~16:30) 講師:加藤 光宏
(相談会)職務発明・先使用権に関する相談(60分/人) 相談担当者:山田 稔、相羽 洋一
6.対象者:県内中小企業の技術者・研究開発部門担当者、大学・研究機関などの研究者など(セミナー)100名 (相談会)7件
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会
8.コメント:
■セミナー
「職務発明制度」について、セミナーの講師を担当しました。出席者の名簿から、ほとんどの人が会社員で、しかも知財の担当と思われる部署の人も多かったですが、大変大勢の人が熱心に聴いていただけました。昨年と同じテーマでしたので、職務発明制度の説明に加えて、社内での取扱い、社内規定についても説明しました。私のテーマについても、最後の10分の質問時間では足らずに、終わってからも、熱心に質問された人がありました。(糟谷敬彦)
昨年度に引き続き先使用権制度についてのセミナー講師を担当いたしました。100人強の来場者があり、会場は、ほぼ満席に近い状態でした。
昨年度と同じテーマだったため、リピーターを考慮して、講義内容を昨年度よりも一歩深めました。即ち、前半は昨年度と同様、先使用権制度の概要の説明をし、後半では、先使用権でノウハウ保護を図るか特許出願を進めるかの判断をどのようにするかという点に的を絞って説明いたしました。受講者は熱心に聴講していただきました。
セミナーの最後に10分の質問時間を設けましたが、それだけでは足りず、セミナー終了後、1時間ほど質問に対応いたしました。受講者の関心が伺われました。(加藤 光宏)
■相談会
「相談会」を担当いたしました。事前申し込みされた7社のうち3社を担当し、その内2社が職務発明に関する相談であり、1社が先使用権に関する相談でした。3社とも上場企業であり、また、相談にみえた担当者も知財部門或いは企画部門の課長、係長の方々です。
しかし、いずれも職務発明或いは先使用権についての理解が不十分の部分がみられました。担当者自身は、自己の理解が不十分であることを認識したうえで相談にみえたものと思われます。中には、職務発明と業務発明とを混同する場合もあり、その場合には、職務発明の構成要件を丁寧に説明する必要も生じました。
各社とも具体的な相談であり、予定時間の60分/1社を十二分に活用した相談会でした。いずれの担当者も、職務発明或いは先使用権についての理解を深め、納得して帰られました。(山田 稔)
「相談会」を担当いたしました。先使用権に関する4件の相談でしたが、いずれも中小企業の方で、先使用権について余り正確な知識をお持ち合わせではありませんでした。全員が先使用権を保全するための社内手続の整備に関する相談でしたが、先使用権を保全することを考えるより、技術情報をいかに管理するかが大切であり、その結果として先使用権の保全か可能になることを説明しました。その意味から、不正競争防止法に関わる営業秘密の管理についてアドバイスをしました。(相羽 洋一)
日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 糟谷 敬彦、加藤 光宏、山田 稔、相羽 洋一