東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2012/10/30

岐阜大学産官学融合本部主催「知的財産セミナープレ遊GO」

1.事業名:岐阜大学知的財産セミナープレ遊GO「事例に学ぶ知的財産権」

2.日 時:平成24年8月10日(金)16:30~17:30

3.場 所:岐阜大学産官学融合本部 1階ミーティングルーム

4.実施者:(主催・運営)岐阜大学産官学融合本部

5.内 容:日本漢字能力検定問題集の編集著作権事件

6.対象者:岐阜大学産官学融合本部職員、一般企業関係者等、約20人

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関大学支援キャラバン隊 隊員 廣江 武典

9.コメント:
 財団法人日本漢字能力検定協会は、平成4年設立頭初から平成21年まで理事長を務めていた前理事長が財団を私物化していたとして業務上背任罪で告訴すると共に、約3億円の損害賠償請求と、漢字検定対策問題集の編集著作権が財団に帰属することの確認を求める訴を提起していました。
 今回は、この事件(大阪地裁平成24年2月16日判決 平成21年(ワ)第18463号事件)を通じて、編集著作物とは何か?そして、編集著作権の帰属は誰に?という観点から著作権法を解説しました。

日本弁理士会東海支部 大学支援キャラバン隊
隊員 廣江 武典

2012/10/30

日本弁理士会東海支部・愛知県立愛知商業高等学校共催「ミツバチプロジェクトブランド化事業」第2回商標セミナー

1.事業名:日本弁理士会東海支部・愛知県立愛知商業高等学校共催「ミツバチプロジェクトブランド化事業」第2回商標セミナー

2.日 時:平成24年8月9日(木)9:00~11:30

3.場 所:愛知県立愛知商業高等学校

4.実施者:(主催)日本弁理士会東海支部 (運営)愛知県立愛知商業高等学校

5.内 容:商標登録出願から登録までに必要な書類とその書き方

6.対象者:ミツバチプロジェクトチーム11名

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 森 徳久

9.コメント:
 ミツバチプロジェクトとは、愛知商業高校の生徒が、高校内にてミツバチを飼育して、蜂蜜を作るというものである。今年度のプロジェクトに関わる生徒は、3年生3名、2年生3名、1年生5名の合計11名である。
 今回は、生徒達が、自分達で作った蜂蜜のブランド名について実際に商標登録出願を行い、商標権を取得・維持していくために必要となる手続書類の内容と、その書き方について説明を行った。
 出願用の設備を持たない高校生でも手続を行えるよう、紙で手続きすることを想定して各書類の書き方を説明した。具体的には、商標登録願、手続補正書、意見書、登録料納付書の書き方を説明した。
 とくに、商標登録願の書き方については、細かい説明を行った。説明の後で、全生徒に実際に商標登録願を書かせ、添削を行った。
 後日、担当教諭の梶原教諭より、生徒達が、自分達で作成した商標登録願で出願を行った旨の報告を受けた。

日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
副機構長 森 徳久

2012/10/30

岐阜大学産官学融合本部主催「知的財産セミナープレ遊GO」

1.事業名:岐阜大学知的財産セミナープレ遊GO「事例に学ぶ知的財産権」

2.日 時:平成24年6月8日(金)16:30~17:30

3.場 所:岐阜大学産官学融合本部 1階ミーティングルーム

4.実施者:(主催・運営)岐阜大学産官学融合本部

5.内 容:『パブリシティ権』~ピンク・レディー事件~

6.対象者:岐阜大学産官学融合本部職員、一般企業関係者等、約20人

7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

8.講 師:日本弁理士会東海支部 教育機関大学支援キャラバン隊 隊員 廣江 武典

9.コメント:
 週刊「女性自身」がピンク・レディーの曲の振り付けを利用したダイエット法に関する「ピンク・レディー de ダイエット」という記事を掲載した事に関して、記事の中にピンク・レディーの写真14枚を無断で使用した行為は「パブリシティ権」を侵害する不法行為に当たると主張し、週刊「女性自身」を発行した(株)光文社に対してピンク・レディーが損害賠償を請求した事件の平成24年2月2日の最高裁判決を取り上げました。
 最高裁は、有名人等の写真の利用について新たな規範を示すと共に、ピンク・レディー側の敗訴を言渡しました。この判決を題材に、「パブリシティ権」、「肖像権」について解説しました。

日本弁理士会東海支部 大学支援キャラバン隊
隊員 廣江 武典