東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2012/12/28
日本弁理士会東海支部、東海iNET主催「週末パテントセミナー2012in静岡(浜松会場第3回)」
1.事業名:週末パテントセミナー2012in静岡(浜松会場第3回)
2.日 時:平成24年11月2日(金)14:25~16:55
3.場 所:国立大学法人 静岡大学 浜松キャンパス 佐鳴会館
4.実施者等:(主催)日本弁理士会東海支部、東海iNET(東海イノベーションネットワーク参加機関) (協力)国立大学法人 静岡大学 (後援)公益財団法人 浜松地域イノベーション推進機構
5.内 容:意匠、商標の活用で商品を守れ~商品の模倣は顔・姿から~
6.対 象:一般、中小企業経営者、知財関係者、学生など25名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 静岡県委員会
8.講 師:日本弁理士会東海支部 静岡県委員会 委員 東山 喬彦
9.コメント:
意匠、商標を活用した商品の保護について説明しました。第三者が商品を模倣する場合は、まずは“見た目”から模倣することがほとんどであるので、意匠や商標による保護は非常に重要である旨の説明を、いろいろな実例を交えながら説明しました。実例の紹介は、仕事との関係で難しいケースが多いのですが、講師は非常に経験豊富な弁理士なので、時効になった事例を中心に、実際の商品を持ち込んでみなさんに回覧しながら非常にわかりやすく説明してくれました。
最後の質疑応答もいくつか質問が出て、聴講者の興味は大きかったと思います。
会場が大学だったのですが、前2回のセミナーと同じく学生の参加がほとんどありませんでした。来年度以降、広報の方法について再検討すべきだと感じました。
日本弁理士会東海支部 静岡県委員会
委員 神谷 直慈
2012/12/28
日本弁理士会東海支部、東海iNET主催「週末パテントセミナー2012in静岡(浜松会場第2回)」
1.事業名:週末パテントセミナー2012in静岡(浜松会場第2回)
2.日 時:平成24年10月19日(金)14:25~16:55
3.場 所:国立大学法人 静岡大学 浜松キャンパス 佐鳴会館
4.実施者等:(主催)日本弁理士会東海支部、東海iNET(東海イノベーションネットワーク参加機関) (協力)国立大学法人 静岡大学 (後援)公益財団法人 浜松地域イノベーション推進機構
5.内 容:仮想事例でリアルに考える「実践!均等論」~これって特許権侵害?~
6.対 象:一般、中小企業経営者、知財関係者、学生など30名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 静岡県委員会
8.講 師:日本弁理士会東海支部 静岡県委員会 委員 居藤 洋之
9.コメント:
「均等論」について説明しました。非常に難しいテーマでしたが、具体的な事例を交えて、それぞれの要件が具体的にどのような構成に対応するのか説明したため、わかりやすく説明できたのではないかと思います。裁判上はなかなか認められない均等論ですが、鑑定実務上は抑止力として作用してしまい、安全策をとると、結局、均等論に左右されてしまうという実態をうまく説明していました。最後の質疑応答でいくつかの質問があり、聴講者の興味は大きかったと思います。
日本弁理士会東海支部 静岡県委員会
委員 神谷 直慈
2012/11/30
日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in岐阜(第1回)」
1.日 時:平成24年10月6日(土)13:30~16:00
2.場 所:岐阜県県民ふれあい会館 301号室
3.名 称:日本弁理士会東海支部主催「休日パテントセミナー2012in岐阜(第1回)」
4.内 容:特許庁との上手なやり取りの仕方~中間処理への的確な対応~
5.対 象:一般市民、企業関係者など21名
6.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
7.講 師:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会 委員 佐橋 信哉
8.コメント:
休日パテントセミナー2012in岐阜(第1回)では、当日参加の方が3名あり、最終的に21名ということで、前年より盛況であった。演題が中間処理ということであり、出願経験がないと、若干難しいのではないかと危惧しましたが、みなさん熱心に聞いており、初級者向けの概要説明やアカデミックなものより、このような実務的な内容の方がよいのではないかと思いました。
講義は、まず、出願後の審査の流れ、特許要件についておおまかに説明した後、実際の拒絶理由通知例(見本)に基づいて、ケース(新規事項追加、シフト補正禁止、単一性違反、新規性・進歩性違反、実施可能要件違反、サポート要件違反、29条1項柱書き)ごとに、対応方法を丁寧に説明されました。特に、中間処理のメインである補正、意見書については、豊富な具体例を挙げつつ、注意点、ポイント、効果の主張、阻害要因の指摘、といった実践的な内容を詳しく説明され、さらに、限定し過ぎによる権利化後の不利益や実施品への影響等まで含めた詳しい内容であり、参加者には大変参考になったものと思われます。
最後に、審査官への問い合わせや面接を利用して審査官に直接技術内容や発明のポイントを説明して特許査定に持ち込むノウハウといった通常の解説本ではなかなか触れられていないことまで言及され、大変有意義であったと思います。講義時間を若干オーバーしましたが、終了後に個別の質問を受け付け、多数の質問が寄せられました。全体として実務経験に基づいた実践的な内容であり、参加者は熱心に聴いており、岐阜でも中級編、上級編といったより高度な内容に踏み込んでもよいのではないかと思いました。
日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会
委員 木村 達矢