東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2006/09/29

名古屋商工会議所主催「経営指導員研修」

1.日 時:平成18年8月22日(火) 13:00~16:00

2.場 所:愛知県産業貿易館 西館9F第1会議室

3.名 称:名古屋商工会議所主催「経営指導員研修」

4.内 容:知財の基礎と地域ブランドについて

5.対 象:愛知県下商工会議所・商工会経営指導員 約200名

6.担当部署:なし

7.講 師:日本弁理士会東海支部所属中小企業支援キャラバン隊 稲葉 民安

8.コメント:
 商工会や商工会議所に所属している経営指導員は、地区内における小規模事業者の経営及び技術の改善発達を図るため、金融・経理・経営などについての相談指導にあたっています。現状においては、経営指導員がその業務の中で知的財産制度に接する機会は少なく、知的財産に対して馴染みがあまりないようです。
 当日の講義では、国の国家戦略について簡単に説明した後、知的財産制度の概要について順次説明しました。具体的には、知的財産権の種類を確認した後、産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)と著作権の各保護対象、手続の流れ、権利範囲、存続期間等について説明をしていきました。特に産業財産権の説明時には、各法の相違に重点を置くと共に、身近な事例を多く取り上げました。そして最後に、商工会や商工会議所にて知財の相談を受けた場合に、その問題を解決する専門化や専門機関について紹介しました。
 なお、研修では、私が作成したスライドを元にするとともに、弁理士会が作成した地域ブランドに関する冊子を利用しました。
 ところで、本研修会への講師派遣は、東京本会の知的財産活動本部・企画調整委員会が新たに定めた活動スキームによるものであり、作成したスライドには、「中小企業支援キャラバン隊」の一員であることを表示しました。

日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊
隊員 稲葉 民安

2006/09/29

豊田市教育研究委員会主催「平成18年度夏期実技研修会事務講座」

1.日 時:平成18年8月8日(火)13:30~16:00

2.場 所:豊田市教職員会館

3.名 称:豊田市教育研究委員会主催「平成18年度夏期実技研修会事務講座」

4.内 容:講座番号20「身近な法律III 知的財産に関する基礎知識を学ぼう」

5.対 象:小中学校事務職員及び教員109名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

7.講 師:日本弁理士会東海支部教育支援キャラバン隊 隊員 岡戸 昭佳

8.コメント:
 本研修会は,教職員の資質の向上を図り,学校教育の充実を期すことを目的として,豊田市立の小中学校等の教職員を対象に,毎年夏期休業中に実施されている研修会です。例年,教科別等に20程度の講座が開かれ,そのうちの1つとして「身近な法律」という演題が設けられます。本年度は,この演題の対象として「知的財産権」が選ばれ,日本弁理士会東海支部に講師派遣の要請があったものです。これに基づき講演では,知的財産制度の基本的な趣旨,知的財産権の種類について概観したうえで,日常生活にいかに知的財産が関わっているかを,最近の新聞報道ネタやIPDLの検索結果等を交えながら説明しました。さらに,弁理士はどういう職業なのかを概説し,学校教育現場における知的財産の諸問題にも言及しました。

日本弁理士会東海支部 教育支援キャラバン隊
隊員 岡戸 昭佳

2006/09/29

岐阜県中小企業団体中央会主催「地域ブランド戦略と地域団体商標」研修会

1.日 時:平成18年7月31日(月)14:00~16:00

2.場 所:岐阜県県民ふれあい会館14階展望レセプションホール(岐阜市薮田南5-14-53)

3.名 称:岐阜県中小企業団体中央会主催「地域ブランド戦略と地域団体商標」研修会

4.内 容:地域団体商標とは?(地域団体商標取得のポイント)

5.対 象:中央会会員21名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部所属商標キャラバン隊 木村 達矢

8.コメント:
 組合関係者21名の出席がありました。前半では、パワーポイントを使用して、まず商標の登録制度、特に識別力について説明しました。後半では、まず現在の地域団体商標の出願状況を説明し、引き続き地域団体商標の登録要件及び効果、例外規定を説明しました。
 組合関係者であるため、関心は高く、終了後は具体的な質問があり、予定時間を越えるほどでした。

日本弁理士会東海支部 岐阜委員会
委員長 木村 達矢