東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2006/08/31

愛知県商工会連合会主催「平成18年度中小企業知的財産啓発普及事業研修会」

1.日 時:平成18年7月27日(木)13:05~16:15

2.場 所:名古屋ダイヤビルディング2号館2階第15会議室

3.名 称:愛知県商工会連合会主催「平成18年度中小企業知的財産啓発普及事業研修会」

4.内 容:知的財産制度(保護)の概要

5.対 象:愛知県下の67商工会の経営指導員等70名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部知的財産支援委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部所属中小企業支援キャラバン隊 岩田 康利

8.コメント:
 商工会に所属している経営指導員は、地区内における小規模事業者の経営及び技術の改善発達を図るため、金融・経理・経営などについての相談指導にあたっています。現状においては、経営指導員がその業務の中で知的財産制度に接する機会は少なく、知的財産に対して馴染みがあまりないそうです。
 当日の講義では、まず始めに弁理士という職業について簡単に説明した後、知的財産制度の概要について順次説明しました。具体的には、知的財産権の種類を確認した後、産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)と著作権の各保護対象、手続の流れ、権利範囲等について説明をしていきました。特に産業財産権の説明時には、各法の相違に重点を置くと共に、身近な事例を多く取り上げました。また、著作権については、登録の効果について言及しました。そして最後に、質疑応答の時間を取り、その中で無料特許相談室(東海支部室)を紹介しました。
 なお、テキストは、全国商工会連合会・日本商工会議所が発行する「知財の手引き書(編集:特許庁、文化庁)」を利用しました。出席者には、知的財産の概要につき概ね理解をいただけたものと思います。
 ところで、本研修会への講師派遣は、東京本会の知的財産活動本部・企画調整委員会が新たに定めた活動スキームにより、「中小企業支援キャラバン隊」の一員として位置付けられています。

日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会
委員 岩田 康利

2006/08/31

(社)発明協会静岡県支部工業所有権実務研究部会主催「特許ことはじめ」

1.日 時:
 (第1回)平成18年5月17日(水)13:30~16:30 (第2回)平成18年7月19日(水)13:30~16:30

2.主催者:(社)発明協会静岡県支部 工業所有権実務研究部会(略称 パテント部会)

3.場 所:静岡市産学交流センター”ペガサート”

4.名 称:特許ことはじめ(パテント部会の定例会:企業特許担当者等を対象とした実務入門コース)

5.参加者数:延約30名(前記定例会 延総数100名)

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 静岡委員会

7.講 師:副委員長 東山 喬彦(中小企業支援キャラバン隊)

8.コメント:
 例年前記パテント部会が企画する、初学者対象のコースです。企業の実務担当者が多いこともあり、業務に即した説明を行うとともに不正商品のサンプル等も提示し、”現物”を実感してもらうように講義内容を工夫しました。
 特許法から不正競争防止法に至るまでの広範囲に亘って説明したが、いずれも係争事例を合わせて解説したこともあり、参加者には全2回に亘るコースを熱心に聴講いただいた。
 また、9月から始まる全5回×2会場の静岡県での日本弁理士会東海支部主催(開催担当、静岡県委員会)「休日パテントセミナー」の広報も行ったところ、何名かの参加者から受講希望の声が聞かれた。

日本弁理士会東海支部 静岡委員会
副委員長 東山 喬彦

2006/07/31

豊川市立豊川小学校における知的財産特別授業

1.日 時:平成18年7月6日(木)9:40~12:25

2.場 所:愛知県豊川市立豊川小学校(図書館)

3.名 称:知的財産特別授業

4.内 容:君も今日からエジソン

5.対 象: 6年生76人 9:40~10:25(講師:兼子 直久)
       4年生69人 10:45~11:30(講師:山本  尚)
       5年生55人 11:40~12:25(講師:吉田 健二)

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

7.講  師: 教育機関支援機構 運営委員 山本 尚・吉田 健二、
        教育機関支援キャラバン隊員 兼子 直久

8.コメント:
 知的財産特別授業として、4年~6年を対象に図書館で、知的財産支援センター制作の「君も今日からエジソン」をプロジェクターを使用して投影して授業を行った。活発に発言する児童が多い学校だったので、授業は盛り上がった。サラカップルの事例やカタシャンボトルの事例でも、子供達は活発に挙手して意見を述べた。また、F博士の事例では、特許権の重要性を子供達が理解したことが発言内容からも分かった。
 今回は、講師の兼子先生と、教育機関支援機構の運営委員の山本、吉田の3名で豊川小学校を訪問した。昨年から何度も講師を務めて慣れている兼子先生に最初(1コマ目)に授業の講師をやってもらい、PC操作:山本、補助:吉田で行った。2コマ目に、講師:山本、PC操作:吉田、補助:兼子で授業を行い、3コマ目に、講師:吉田、PC操作:兼子、補助:山本で授業を行った。各々、役割を交代して授業を行ったので、疲労も少なく、経験も積めてよかった。

日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
運営委員 山本 尚