東海会の活動について

支援活動報告

日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。

2006/07/31

愛知県立東山工業高等学校における産業財産権講習会

1.日 時:平成18年7月5日(水)13:30~15:30

2.場 所:愛知県立東山工業高等学校

3.名 称:産業財産権講習会
       発明協会主催の「産業財産権標準テキストの有効活用に関する実験協力校」の授業実践を実施するに際して、教職員に対する講習

4.内 容:産業財産権全般について、産業財産権の事例について

5.対 象:教職員

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構

7.講 師:副機構長 藤谷 修

8.コメント:
 同工業高校は、生徒に対して、産業財産権の教育や、実際に発明して、出願などを行うなどの実践を行いたいとのことである。そのために、まずは、教職員が、産業財産権全般に渡る知識を習得する必要があり、如何にして発明をすれば良いかなどを習得する必要がある。
 講演では、産業財産権全般から、特に、特許制度や特許権活用について詳しく説明し、如何なるものが特許の対象となり、だれが特許を取得し得るか、利用発明の特許化の意義などを、事例を交えて説明した。
 また、「青色発光ダイオード」に関する開発経緯、侵害訴訟、職務発明に関する訴訟事例についても解説し、どのように訴訟に発展し、どのように進行し、どのような影響を与えたかなどについて解説した。

日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
副機構長 藤谷 修

2006/07/31

長野県主催「市町村ブランド・セミナー」

1.日 時:平成18年6月26日(月)10:20~15:30(開場9:50)

2.場 所:長野県県民文化会館(小ホール)(長野市若里1-1-3 電話:026-226-0008)

3.名 称:長野県主催「市町村ブランド・セミナー」

4.内 容:
 10:20-10:25 【開 会】
 10:25-11:40 【地域ブランドに取り組む意義について】 信州大学 中嶋 聞多 教授
 11:40-12:00 【県内事例リサーチ】 小布施町における地域ブランドの展開
 12:00-13:00 【昼食休憩】
 13:00-13:30 【信州・長野県の取り組み】 田中 康夫 信州・長野県知事
 13:30-14:30 【先進事例リサーチ】 「つまものによる地域ブランド確立まで」 (株)いろどり 横石 知二(よこいしともじ) 代表取締役副社長
 14:40-15:20 【地域団体商標制度~地域ブランド商標~について】 日本弁理士会東海支部所属 商標キャラバン隊員 堀米 和春
 15:20-15:30 【質疑・閉会】

5.対 象:長野県市町村職員250名(参加料無料)

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 長野委員会

7.講 師:日本弁理士会東海支部 商標キャラバン隊員 堀米 和春

8.コメント:
 6月26日(月)、長野県県民文化会館にて、長野県の主催で「市町村ブランド・セミナー」が開催された。このセミナーは、年に2度程度行われるというもので、今回は、田中長野県知事の「長野県のブランド化への取り組み」、(株)いろどり 横石代表取締役副社長の「つまものによる地域ブランドの確立まで」等の講演に引き続いて、小職の「地域団体商標制度」についての講演を行った。対象者が市町村職員ということで、商標制度についての認識、知識も浅いと考えられたので、まず、商標制度の概略について説明し、その後で、3条2項の例外、さらにその例外として「地域団体商標制度」について概略を説明した。出席者には、概ね理解をいただけたものと思う。

日本弁理士会東海支部 商標キャラバン隊
隊員 堀米 和春

2006/06/30

(社)愛知中央青年会議所主催「知的財産初級講座」

1.日時:平成18年5月30日(火)19:00~20:40

2.場所:アイモール三好会議室(西加茂郡三好町)

3.名称:(社)愛知中央青年会議所主催「知的財産初級講座」

4.内容:身近な知的財産権

5.対象:青年会議所会員40名

6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会

7.講師:知的財産権制度推進委員会 副委員長 守田 賢一

8.コメント:
 標記会議所の講義依頼を受けた弁理士会分室からの連絡により、自宅が近い私が、特許について肩の凝らない話をということで、以下の講義を行った。
 講義は日本弁理士会刊行の「弁理士Navi」、発明協会刊行の「産業財産権テキスト特許編」「同意匠編」「同商標編」に基づき、これに参考公報類や弊所が関与した中小企業の事例を紹介して、以下の流れで行った。

 (1)自己紹介、(2)知的財産権とは、(3)弁理士とは、(4)特許について、
 (5)意匠について、(6)商標について、(7)ある中小企業の事例

 特許や商標は出したことがない、という参加者が殆どだったので、教科書は参考程度とし、自分の言葉で判り易く楽しい講義を心がけた。
 講義の評判は以下の参加者の言葉にあるように大成功であった(自画自賛)。「特許についてのお話はとても堅いものなのかな?と思っていましたが、最後には全く別の印象に変わっていました。それも先生のやわらかい口調のお陰です。とても身近なものに思えて大変満足しております」

日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会
副委員長 守田 賢一