東海会の活動について
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支援活動報告
日本弁理士会東海会が各地で行った支援活動をご紹介しています。
2013/06/28
日本弁理士会東海支部主催「学校法人 名古屋モード学園における学生向け知的財産授業」
1.事業名:日本弁理士会東海支部主催「学校法人 名古屋モード学園における学生向け知的財産授業」
2.日 時:平成25年5月27日(月)11:00~12:30
3.場 所:学校法人 名古屋モード学園(名古屋市中村区名駅4-27-1)
4.実施者:(主催)日本弁理士会東海支部 (運営)学校法人 名古屋モード学園
5.内 容:意匠、商標、著作権について「知的財産権入門」~基礎知識とやっていいこと悪いこと~
6.対象者:2、3、4学年182名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構
8.講 師:教育機関支援キャラバン隊 隊員 前田 大輔
9.コメント:
服飾、インテリア等のデザイン、美容関連を専攻する学生向けに知的財産権法全般の基本的な知識について講義を行いました。
先方より、意匠法や著作権法の解説、色々な事例を交えた説明をして欲しいとの要望があったため、前半部分で知的財産権の基礎を説明し、後半部分で意匠・商標・著作権制度概要と事例を交えた説明を行いました。また、単にこんな法律があるというだけではなく、何故このような法律が必要なのか、もしこういった法律がなければどういう問題が生じるのかを併せて説明しました。
準備したスライドには、学生の専攻する分野の意匠や商標の登録例や、実際の権利取得事例、紛争事例を盛り込み、極力学生が興味を持ちやすそうな内容にしました。また、モード学園では、作品の製作及び発表・発表時に使用するプレゼン資料の作成等を行うことを事前に聞いていたため、そのような活動に関連し、想定される著作権法上の問題をQ&A形式にして紹介しました。
今回の講義以前には、知財に関連する授業を行った事が無いと聞いていましたが、学生は皆興味を持って話を聞いてくれていたように感じます。短い時間であったため、十分な説明はできませんでしたが、導入編としては講義の効果はあったのではないかと思われます。今後も知財の講義をお願いするかもしれないということでしたので、今後依頼があり、複数回講義ができるようになれば、講義内容を選定し、より良い内容の講義を受けてもらえるのではないかと思います。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 前田 大輔
2013/05/31
志摩建設事業協同組合主催「組合員向け弁理士制度及び知的財産権セミナー」
1.事業名:志摩建設事業協同組合主催「組合員向け弁理士制度及び知的財産権セミナー」
2.日 時:平成25年3月21日(木)11:00~13:00
3.内 容:弁理士とは何か、建設業と弁理士の関わり方、及び建設業における知的財産の活用について、など
4.場 所:志摩産業会館 中会議室(志摩市阿児町鵜方3136-8)
5.実施者:(主催・運営)志摩建設事業協同組合
6.対象者:組合員12名
7.担当:日本弁理士会東海支部 三重県委員会
8.派遣講師:日本弁理士会東海支部 中小企業支援キャラバン隊 花田 久丸
9.コメント:
建設業、土木業、水道業の各業種からの特許および商標に関する既出願について、公報のコピーを事前準備して内容説明を行いました。特に商標に関しましては、例えば志摩建設事業協同組合による団体商標を取得した場合のメリットについて解説しました。さらに弁理士の活用方法や、三重県下の特許事務所の分布状況(合計6事務所)についても説明しました。
日本弁理士会東海支部 三重県委員会
委員長 花田 久丸
2013/05/31
長野県立諏訪実業高等学校における知的財産授業
1.事業名:長野県立諏訪実業高等学校における知的財産授業
2.日 時:平成25年1月29日(火)13:30~15:00
3.場 所:長野県立諏訪実業高等学校
4.実施者:(主催・運営)長野県立諏訪実業高等学校
5.内 容:産業財産権の概要について
6.対象者:第1学年会計情報科約40名
7.担当部署:日本弁理士会東海支部 長野県委員会
8.講 師:教育機関支援キャラバン隊 隊員 三枝 弘明
9.コメント:
高校一年生約40名の学生は、今までに、学校キャラ制作のための活動として、キャラクター案の創出、プレゼン、CG化の実習等を行ってきました。今回は、知的財産の概要について学ぶために講演を受けたいとのことでした。商業高校なので、特許よりも、意匠と商標に興味があるかと思いましたが、担当の先生からの要請で、特許も含め全般的な説明も行いつつ、今後、上記活動の延長として商標登録を行う予定があるとのことなので、商標については少し詳しく紹介することとしました。
最初に、知的財産権全般についての説明を行い、特許、実用新案、意匠、商標について説明を行いました。次に、特許、意匠、商標の利用の様子を、「株式会社アルファ」のPPTを用いて説明しました。その後、特許の具体例として切餅事件の図を用いて説明し、意匠の具体例として化粧パフ事件やサンドイッチ包装袋の図を用いて説明するなど、理解しやすい例を挙げて、特許と意匠の簡単な説明をしました。後半は、「とんかつバーガー」のPPTの登録要件の部分を用いて、商標登録の要件について詳細に説明を行いました。特に、「とんかつバーガー」のPPTがわかりやすかったためか、商標登録については多くの学生が興味を持ったようでした。
日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊
隊員 三枝 弘明