日本知的財産仲裁センターは、日本弁護士連合会と日本弁理士会とにより設立され、弁護士と弁理士が共同で知的財産に関する紛争解決に当たるADR(裁判外の紛争解決)機関です。知的財産に関する紛争をもっとスマートに解決するための、知的財産仲裁センター活用の実務セミナーを下記の通り開催します。地元の愛知県弁護士会と日本弁理士会東海支部の弁護士、弁理士有志による模擬劇やパネルディスカッションでわかりやすく説明します。
■日 時:平成20年9月10日(水) 午後1時30分~4時30分
■会 場:名古屋商工会議所ビル 2Fホール
■シンポジウム:
(1)講義「日本知的財産仲裁センターの業務について~センター相談、センター調停、センター判定の概要説明~」(20分)
講 師:日本知的財産仲裁センター名古屋支部運営委員長 弁理士 後藤 憲秋
(2)模擬調停「買い物かご事件」(70分)
特許品である「買い物かご」の類似品が出回り売上が落ち、権利者の会社は大弱り。侵害差止めを行おうとするが、相手方は特許は無効だと反論。センター調停の実際を、「買い物かご」の特許を例に考えてみます。
脚本・演出:弁理士 佐藤 光俊、弁護士 三木 浩太郎
出演者:(弁護士)細井 土夫、堀田 千津子、後藤 昌弘 (弁理士)稲葉 民安、田中 裕人、松浦 喜多男
ナビゲーター:弁理士 中村 敦子
(3)パネルディスカッション「センターの上手な使い方」(60分)
コーディネーター:弁護士 櫻林 正己
パネラー:(弁護士)植村 元雄、後藤 昌弘、内藤 義三 (弁理士)後藤 憲秋、稲葉 民安
(4)質疑応答
■申込方法■
申込書(PDF)に必要事項をご記入の上、日本知的財産仲裁センター名古屋支部伏見分室(FAX052-220-4005)宛てに、平成20年9月3日(水)までにお送り下さい。
なお、入場券の発送はしませんので、当日直接会場へお越し下さい。また、定員を超過した後のお申し込みにつきましては、お電話又はファクシミリにてご連絡を差し上げます。
■参加費■ 無料
■対 象■ 企業経営者、知財担当者、一般の方々及び弁護士、弁理士500名
■主 催■ 名古屋商工会議所、日本弁理士会東海支部、愛知県弁護士会、日本知的財産仲裁センター名古屋支部
■後 援■ 中部経済産業局、愛知県、名古屋市、社団法人発明協会愛知県支部
(お問い合せ先)
■日本知的財産仲裁センター名古屋支部伏見分室(電話:052-211-3110)