今年、東海北陸地域に縁の深い4名の研究者がノーベル賞を受賞しました。
これを機会に、子どもたちに科学への純粋な夢を追いかけてもらいたいとの思いから、この地域の学会や協会、関係機関等が連携した初めての取組「おもしろ科学教室」を開催することになりました。
(概要)
【対 象】小学生、中学生、高校生
【日 時】平成21年1月12日(月・祝) 13時から16時
【場 所】名古屋大学IB電子情報館中棟
【参加費】無料(但し参加にはお申し込みが必要です。)
【主 催】愛知県、名古屋大学、応用物理学会東海支部、電気学会東海支部、電子情報通信学会東海支部、日本アマチュア無線連盟東海地方本部、日本赤外線学会、日本物理学会名古屋支部、プラズマ・核融合学会、日本弁理士会東海支部、NPO法人アスクネット
【共 催】JSTイノベーションプラザ東海
【後 援】中日新聞、NHK名古屋放送局
(イベントの概要)
第1部
講 演:「ノーベル賞のひみつ 素粒子のなぞ」(13:00~13:45)
講 師:中村光廣准教授(名大理学部物理教室F研)
中村先生は、最後まで未確認となっていた素粒子(レプトン)である「タウニュートリノ」を、世界に先駆けて見いだしたアメリカのフェルミ加速器研究所の実験で現場責任者を務めるなど、基本素粒子探索やニュートリノ振動の実験で大きな成果を挙げています。今回は、中村先生が考案したデモンストレーション実験を交えて、ノーベル賞で話題になった「素粒子」についてわかりやすく講演します。
第2部 展示・電子紙芝居見学(13:45~14:45)
【展示】
「ノーベル賞関連展示」(ノーベル賞を受賞した益川・小林・下村先生の研究紹介)
「くるくるヘリカル」(プラズマを回してみよう)
「プラズマボール」(指に光が寄ってくる)
「超伝導磁気浮上列車」(超伝導で列車が浮かんで走る)
「卓上走査電子顕微鏡によるミクロの世界探検」(1万倍のミクロの世界体験)
「大気圧プラズマ装置」(プラズマに触れてみよう)
「竜巻を作ろう」(目の前で竜巻を起こしてみよう)
「電子紙芝居」(「発明」、「特許」ってなあに?-パン職人レオ君物語-)
【ビデオ上映】
「五つの煌めき-郷土に輝く5人の発明家-」
「核融合エネルギー」
第3部 おもしろ工作教室(14:45~16:00)
A 風船を使ってホバークラフトとロケットを作ろう!(小学1年生以上定員60名)
・風船を使ったホバークラフトやよく飛ぶロケットを作って遊ぼう!
B 簡単モーターを使って回転だまし絵を作ろう!(小学3年生以上定員50名)
・電池と磁石で簡単モーターをつくって、回転だまし絵を作ろう!
C 超簡単火災報知機を作ろう!(小学5年生以上定員30名)
・熱を感じてブザーを鳴らす超簡単火災報知器を作ろう!
D キツネを探せ!FOXハンティング(小学1年生以上定員50名)
・ゴジラ、トンビなどの声を出すキツネをFMラジオを使って探すゲーム
詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧下さい。
【申込方法】必ず往復葉書でお申し込みください。
【送り先】
〒464-8603 名古屋市千種区不老町C3-1 (631)
名古屋大学大学院工学研究科電子情報システム専攻 山口 雅史 「おもしろ科学教室」係
【必要記載事項】
・希望工作テーマ番号
・参加者氏名(フリガナ)
・学校名と学年
・郵便番号
・住所
・電話番号
(返信面表に、返信先住所・氏名を記入してください。)
【申込み締切り】12月19日(金)消印有効(受付は先着順です)
【注意】
・2人以上の申込みでも併記していただければ1枚の葉書で結構です。
・申込み多数の場合、また学年に従って正しく工作コースが希望されていない場合は、ご希望に添えない場合がありますのでご了承ください。
・工作教室は全て並行して行なわれますので、工作テーマは1つしか希望できません。
・工作教室だけの参加は認められません。
応用物理学会東海支部「おもしろ科学教室事務局」
〒464-8603 名古屋市千種区不老町 名古屋大学内 科学教室専用電話 090-6464-3424