日本弁理士会東海支部は、東海地区の知的財産活動の充実、発展に貢献すべく、「休日パテントセミナー」を開催するなど、各種の知的財産啓発事業を展開しています。日本弁理士会東海支部の開設を記念して毎年1月に開催するこの知的財産セミナーもその一つです。
厳しい景気状況は今でも続いています。このような時期であるからこそ、将来を見据えた新たな行動を起こすことが必要と考えます。そして、新たな事業を考えたときに、また、その事業性を見る上でも事業を守るためにも、知的財産権の活用、デザイン導入、ブランド導入は重要であります。
本年度は、経営戦略における知的財産・デザイン・ブランドの活用法をテーマとして、セミナーを開催いたします。
■開催日時■ 平成23年1月28日(金) 13:00~17:00 (受付 正午より)
■開催場所■ ヒルトン名古屋 5階「扇の間」(名古屋市中区栄1-3-3 電話:052-212-1111)
■開催内容■
講演1「中小企業の収益向上のための知財活用戦略」(13:10~14:25)
講 師:嶋 宣之 氏(弁裡士・ベル特許事務所代表)
内 容:全ての会社に共通の特許戦略などありません。社員数10名の会社が特許を上手に活用した例もあります。会社の特性に応じた「使える特許戦略」をわかりやすく解説します。
講演2「中小企業の企業競争力強化のためのブランド&デザイン活用法」(14: 35~17:00)
(第1部)「ブランド導入の必要性と導入事例紹介」
講 師:木全 賢 氏(株式会社ビートップツー取締役・デザインコンサルタント)
内 容:認知科学に基づいたブランドコミュニケーションの基礎知識をわかりやすくご説明し、BtoB(企業間取引)ビジネスでの具体的なブランド導入事例をご紹介します。
(第2部)「デザイン導入の必要性と導入事例紹介」
講 師:井上 和世 氏(有限会社ネオデザイン代表取締役・デザインコンサルタント)
内 容:機械も職人もいないアッセンブリメーカが町工場のネットワークを生かし、デザイナーと二人三脚でオリジナル製品を開発した事例を紹介いたします。
(第3部)「BtoC(企業と一般消費者との取引)ビジネスでのブランド&デザイン導入事例紹介」
講 師:木全 賢 氏・井上 和世 氏
内 容:生産機械メーカーが洗顔石鹸や理容用品のネット通販事業を立ち上げた際の、講師二人がかかわったブランド&デザイン導入事例をご紹介します。
■主 催■ 日本弁理士会東海支部
■後 援■ 中部経済産業局、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、(社)発明協会愛知県支部
■定 員■ 600名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
■参加費■ 無料
■対 象■ 一般、大学・企業の知財部門、研究者、技術者、ベンチャー起業を目指す方、中小企業の経営者、知的財産関係者。
■お申し込み方法■
参加を希望される方は、(1)~(3)のいずれかの方法にて、下記宛先へお申し込み下さい。後日入場券を発送いたします。
(1)当支部ホームページの参加申込みフォームより登録する。 |
(2)申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、下記へFAXする。 |
(3)はがき又は電子メールにて、申込書記載の必要事項をご記入の上、下記へ送付する。 |
■締 切■ 平成23年1月21日(金)
■問い合わせ先■
日本弁理士会東海支部(名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル8階)
電話:052-211-3110 FAX:052-220-4005
※入場券をお送りしますので、必要事項は明確にご記入下さい。また、複数名お申し込みの場合は、別紙に氏名等をご記入下さい。
※いただきました個人情報は、本セミナーを円滑に実施するために必要な範囲に限って利用する他に、当支部からのイベント情報の提供に利用させていただくことがあります。