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新聞掲載記事

更新:2014/02/28

特許電子図書館を楽しむ

 仕事で必要なときも必要でないときも、特許電子図書館にほぼ毎日アクセスし、検索を楽しんでいる。
 特許電子図書館(IPDL)は(独)工業所有権情報・研修館が運用する知的財産に関するデータベースであり、ネットを通じて誰でも簡単に公報に掲載された特許発明やトレードマーク(商標)、デザイン(意匠)等を調べることができる。冒頭に楽しんでいると書いたが本音である。とにかく検索しやすい。諸外国の特許庁関連のホームページにも同様の無料検索できるデータベースが存在するが、おそらく日本のIPDLが最もユーザーフレンドリーであろう。仕事上は特許公報(又は公開特許公報)のテキスト検索をよく使うが、意匠公報のテキスト検索が何といっても楽しい。例えば検索項目「意匠に係る物品」に二輪車と入力し、検索ボタンをクリックすれば、大好きなバイクの斬新なデザイン(カラーでないのが本当に残念!)を瞬時にディスプレイ上で閲覧することができる。知的好奇心を満足させる最高のツールの一つである。

弁理士 安部 誠