日本知的財産仲裁センター名古屋支部は、10月30日(水)に名古屋商工会議所ビル2階ホールにて、「知材の紛争解決は勝訴を目指すだけじゃない!!」をテーマとしたシンポジウムを開催いたします。
知的財産の重要性が年々高まると共に知財紛争も増加する傾向にあります。知財紛争を迅速かつ円満に解決して正常な企業活動を推進することは、企業の競争力を高める上で極めて重要な課題といえます。
日本知的財産仲裁センターは、上記課題に資するため,相談・調停・仲裁・センター判定・事業適合性判定等を行っております。
本シンポジウムは、知財紛争を迅速に解決して競争力を高める上で、(1)どの様な知財活動をしたらよいか、(2)当センターの提供する上記のサービスをどの様に、どの様なタイミングで利用したらよいか等、企業知財本部長として知財紛争の交渉・訴訟の経験豊富な西野卓嗣氏を講師にお迎えし、講演及び座談会を通じて会場の皆様と共に考える一日にしたいと思います。
参加費は無料ですので、奮ってご参加ください。申込方法などの詳細は日本弁理士会東海支部並びに愛知県弁護士会の各ホームページでご確認いただけます。
1.開催日時:平成25年10月30日(水) 14:00~17:00 (受付 13:00より)
2.開催場所:名古屋商工会議所ビル 2階ホール (名古屋市中区栄2-10-19)
3.開催内容:
(第1部)基調講演「和解的解決のタイミングと効能」(14:05~14:45)
講師 西野 卓嗣 氏(弁理士、元シスメックス株式会社執行役員知財本部長)
内容 「知事紛争における交渉術」、「企業にとって訴訟の意味するもの」、「和解のタイミング」、「和解の効能」、「和解に至るまでの社内意見のとりまとめ」、「第三者鑑定に期待するもの」等、企業における知財教育も含めたご経験に基づく実務者必見のエッセンスをお話し頂く予定です。
(第2部)座談会「知財紛争の解決で目指すもの」(15:00~16:40)
内容 西野講師と日本知的財産仲裁センター名古屋支部運営委員により、「知財問題の解決は、交渉中も含め、和解的解決を図るべきではないか? 和解的解決のタイミングは? 常日頃どんな知財活動をしたらよいか? 知的財産仲裁センターをどのタイミングで、どの様に活用するか?」等をフリートークによる“LIVE SHOW”でお届けします。
(第3部)「日本知的財産仲裁センターの利用状況」(16:40~17:00)
内容 相談・調停・仲裁・センター判定・事業適合性判定等の日本知的財産仲裁センターの提供するサービスの業務概要について説明します。
4.
主催 名古屋商工会議所、愛知県弁護士会、日本弁理士会東海支部、日本知的財産仲裁センター名古屋支部
後援 中部経済産業局、愛知県、名古屋市、社団法人発明協会愛知県支部
定員 200名
参加費 無料
対象 企業経営者、知財担当者、一般、弁護士、弁理士
日本知的財産仲裁センター名古屋支部運営委員会
運営副委員長 弁理士 伊藤 淳