弁理士として仕事をしていると、時々、英語で書かれた文章を読む必要に迫られることがあるため、英語の勉強が必要になってきます。
英語の勉強を久しぶりに始めるにあたって、モチベーションを維持するために、最近日本語を次々と習得している3歳の息子をライバルに見立てて習熟度を比較することにしました。
「ママ、○○くんお茶」「パパ、電車だよ」息子が喋る日本語を心の中で英語に訳していました。最初の頃は順調に訳せていたので、このまま2、3年後、息子が5、6歳になった頃には、私も英語が不自由なく話せるようになると思っていました。
先日、仕事を終えて家に帰ると、妻と息子が歯磨きで喧嘩の最中でした。妻に代わって私が息子の歯を磨いたときに、息子が使った日本語は「○○くん、ホントはママが良かった・・・」。
そう言われた時、自分が少し残念な気持ちになったのは、息子が巧みに使った文法(仮定法過去)を自分が上手く英語に訳せなかったせいだけではないと思います。
弁理士 田邊 淳也