ある勉強会に参加し「弁理士を知っている方は?」と聞いたところ20名の参加者の内8名の方しか弁理士を知りませんでした。近年、知的財産権が注目されていますが、その仕事をする弁理士はいまだ知られていない状態です。
私は父親が弁理士ということもあり、小学校の将来の夢に「弁理士になりたい」と記載する変わった小学生でした。小学生のころは、何も知らず弁理士になりたいと考えていましが、大人になり資源に乏しい日本にはアイデアを財産とする知的財産権が重要であることを知り、知的財産権を守る弁理士になりたいと考えるようになりました。
現在、私は、弁理士の仕事の傍ら、弁理士会の知的財産権制度推進委員会に参加し、「発明の日」のイベント等を通し、弁理士の仕事を知ってもらう活動をしています。また、弁理士試験の予備校において受験指導を行い、優秀な弁理士が増えるお手伝いしています。
今後も、様々な活動を通して弁理士を知ってもらい、いつか小学生の夢に「弁理士」と書いてもらえる日が来るような活動を継続していきたいと思います。
弁理士 富澤 正