6月26日(土)・10時~16時、「弁理士の日」の記念イベントを地下鉄伏見駅に近い「名古屋商工会議所ビル3階(名古屋市中区栄2丁目10番19号)」で開催します。
「弁理士の日」を祝い26日に記念イベント
111年前(明治32年)の7月1日に弁理士制度の前身である「特許代理業者制度」が制定されました。日本弁理士会ではこの日を「弁理士の日」と定め、その直近の土曜日(6月26日)に、全国各地で記念イベントを開催します。名古屋では、日本弁理士会東海支部が、知財紛争劇、各種セミナー、新人弁理士による合格体験談、無料特許相談会、インターネット検索体験を行います。静岡、四日市、長野、各務原でも、無料特許相談会を開催します。事前の申し込みは不要で、無料です。
特許、実用新案、意匠、商標、著作権、不正競争行為について知りたい方、自社開発の技術やデザイン保護について知りたい方、自社ブランドを守りたい方、商標権を取得したい方等、是非、ご来場ください。
当日行う知財紛争劇やセミナーを簡単にご紹介します。
1.弁理士による知財紛争劇「おにぎりパック事件」
3年前の「教えましょう!アイディアを早く確実に権利化する秘訣」、一昨年の「教えましょう!トラブルをスマートに解決する方法」、昨年の「教えましょう!知的財産権を活用して不況を脱出する方法」の寸劇は毎年好評でしたので、今年は日本弁理士会東海支部教育機関支援機構のメンバーにより、おにぎりの包装パックの特許権侵害事件をテーマにした寸劇をお見せします。
2.ニセモノの上陸をストップしろ!「知的財産の活用で水際対処」
知的財産権を侵害する不正商品の多くは、海外から輸入される場合が多いです。ニセモノの輸入を水際で差し止めなければ、自社の製品を守れません。今回、余りなじみのない知的財産による水際での輸入差止の手続きについて説明します。
3.改善で知財力をパワーアップしよう!「小さな改善から新商品だって生まれるんだ」
企業で行われている改善活動の中からどのようにして特許権を取得する種を見つけ、新商品を生み出すかを説明します。
4.特許侵害・非侵害の分かれ目「権利解釈の基礎知識」
製品が特許権を侵害するか否かの判断は、どのような基準で判断すれば良いのでしょうか?特許権の権利解釈の基礎知識について分かりやすく説明します。
5.東海の商標事件
東海地区を舞台にした商標に関する過去の事件・事例を集めて紹介致します。身近な商標事件を知ることにより、商標権の大切さを知って頂きます。
6.デザインパテントコンテスト セミナー
文部科学省、特許庁、日本弁理士会、(独)工業所有権情報・研修館が主催する高校生、高専生、大学生を対象とした意匠のコンテスト「デザインパテントコンテスト」が今年も行われます。その応募をどのようにすれば良いかを、学生の皆さんに説明するセミナーを行います。応募を考えている学生の皆さん是非聞いて下さい。
7.無料特許相談会
特許や商標に関する個別のご相談に、弁理士が親身に対応します。
8.インターネット検索
パソコンを用い、弁理士がマンツーマンで、特許電子図書館における特許や商標の検索を指導します。
9.新人弁理士による合格体験談
昨年弁理士試験に合格し、今年の4月に弁理士登録をしたばかりのフレッシュな若手弁理士により、どうやって弁理士試験に合格したかの合格体験談を行います。
※開催の詳細情報は、ホームページ(http://www.jpaa-tokai.jp)でご確認ください。
日本弁理士会東海支部
知的財産制度推進委員会
委員一同