青色発光ダイオード訴訟で和解!海賊版ソフトの販売で逮捕!発明対価に200億!「阪神優勝」が使えない!
テレビ・新聞で知的財産権は、毎日のように話題になり、大きな注目が集まっています。日本弁理士会東海支部では、今年も、特許等の知的財産権に興味がある市民・学生の皆様を対象に無料の市民講座を9月から毎月7回にわたり開催します。会場は、愛知県産業貿易館です。
そもそも、いったい「知的財産権」とはなんでしょうか。新製品を他社の模倣から守るのは、特許?商標?あるいは「知的財産権」?こんな疑問に答えるのは、第1回「いま脚光を浴びる!知的財産権」(9月18日(土) 会場:愛知県 産業貿易館)。
いま、年間約40万件の特許出願があり、年間約12万件の特許が成立しており、それらについて逐次、特許公報が発行されています。他人の特許があるとき、その権利はどこまで及ぶのでしょうか。自分の特許は他人に侵害されていないのでしょうか。特許の権利が及ぶ範囲の見極め方を知りたい方には、第2回「攻める、守る!特許権利の解釈」(10月16日(土) 会場:愛知県産業貿易館)が参考になる。
特許出願しさえすれば終わり、という訳には行きません。ゴールで特許を手にするまでには様々な関門を通過しなければなりません。特許庁からの通知に慌てないように知識を得ておきたい方には、第3回「わかる!特許出願戦略~発明発掘から特許取得まで~」(11月20日(土) 会場:愛知県産業貿易館)が必須です。
実は、同じ発明でも特許書類の書き方によって、強い特許になったり、弱い特許になったり、果ては取れるはずの特許がとれなかったりするのです。失敗しない前に、正しい特許書類(特許明細書)の書き方を知りたい方には、第4回「強い特許が欲しい!特許書類の書き方講座」(12月11日(土) 会場:愛知県産業貿易館)が有益です。
会社員がした発明に会社は2000億円を支払え、という判決が出て職務発明制度が俄然脚光を浴びている。そもそも、会社員がした発明は誰のもの?こんな基本的な疑問にもしっかり答えるのは、第5回「知ろう!職務発明」(1月15日(土) 会場:愛知県産業貿易館)。
特許をうまく利用した例はどんなもの?ホントにうまくいった実例から学びたい方には、第6回「特許活用の実例1 成功例に学ぶ特許活用術」(2月19日(土) 会場:愛知県産業貿易館<予定>)が参考になる。
世の中、成功例ばかりではない。悔し涙に暮れた多くの人がいるはず。他人の失敗を自分の成功に活かしたい人は、第7回「失敗から学べ!特許活用の実例」(3月19日(土) 会場:愛知県産業貿易館<予定>)が参考になる。
弁理士 後呂 和男