東海会の活動について

新聞掲載記事

更新:2004/03/21

4月18日は、「発明の日」わくわくフェア2004に来ませんか


小中学生、親子連れ歓迎、科学に親しもう!

 今月のトピックは、来る4月18日(日)午前9時30分から午後5時に行われる「発明の日」わくわくフェア2004のご紹介です。「発明の日」わくわくフェア(特許庁、中部経済産業局主催)は、発明の日を記念して、科学や発明に親しむ機会を作ろうと始まったもの。今年で既に6回目になります。毎年、西区則武町にある産業技術記念館を無料開放して行われます。ついでに、記念館内の展示物も見ていって下さいね。
 今年も、発明協会の方々などが、面白い出し物を企画しています。われわれ日本弁理士会東海支部も、独自の出し物で参加します。会場のうち、エントランスホールの一角をお借りし、毎年、子どもさんを相手に、科学手品や面白い物の工作を行って、理科や科学に親しむ機会を提供しています。

 今年の出し物は、いまはヒミツ、というより、いま一生懸命考えています。会場が屋内であることや皆さんの安全などを考えると、出し物を探したり考えたりするのは結構大変なんです。良さそうでも、実際にはなかなかうまく行かなかったり、作るのが難しかったり。そんなわけで、担当する弁理士は、何度も試作や改良をします。
 中身が知りたい方のために、参考までに、昨年の出し物をご紹介しましょう。昨年の出し物は全部で4種類、計7回でした。

(1)「ペットボトルのエアーガン」
 半分に切ったペットボトルの切り口にゴム風船をかぶせテープで留めると出来上がり。簡単でも、風船部分を引いて離せば、けっこう強い空気のタマが出るんだなぁこれが。

(2)「鏡を使わない万華鏡」
 不思議なプラスチック板を2枚丸く切り、大小2つの筒の底に貼り付けます。大きい筒に透明フィルムの切れ端を入れ、小さい筒を入れてのぞくと…、あら不思議、透明フィルムが色々な色に見えます。

(3)「グニャグニャ物質を作ろう!(袋に入れて混ぜるだけ?)」
 ゲル物質をみんなで作りました。ポリ袋内で作るので、持ち帰るのも簡単です。

(4)「「のびるんです」を作ろう」
 筒の左右から1本ずつ出た紐のうち、一方を引き出すと、他方が引っ込みます。でも、引き出した分よりもたくさん引っ込むんです。この筒どうなってるの?
 ちなみに弁理士会の出し物は毎年大盛況。昨年も、たくさん用意したつもりでしたが、どの回も始めてから15分くらいで品切れでした。
 今年も、新たな出し物を通じ、中学生、小学生に、さらには、お母さんと幼稚園のお子さんに、楽しく工作をしていただき、科学の世界にお誘いします。今年も多くの方のご来場をお待ちしています。
知的財産権推進委員会 委員長 奥田 誠